2019年3月18日月曜日

【Puppylinux備忘録010】 Linux mint sis搭載マシンでの画面解像度の変更



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 PuppyLinuxを実用的に使うための備忘録です。今回はLinux mintですが。



 今回は、sis社のグラフィックチップを使ったノートパソコンなどで、解像度が変えられない問題について


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  これまた会社用のPCをどうするか悩んでいる中で、たまたま空いていたNJ2100というEPSONのノートパソコンがあったので、それにLinuxMintを入れてみる実験をしたところ、



「解像度が 640×480にしかならない」


という使いづらい状態になってしまいました。


 そんなの、画面の設定いじればいいじゃん!と簡単に思っていたら、画面を認知していないらしく、「不明なモニタ」として、解像度を変える設定すら出てこない始末。


 どうやら、調べてみると、sis社のグラフィックチップが載っているマシンは、Linux側でドライバがないので、認識できないようです。


 NJ2100はsisM672というチップが載っているようで、そのままではアウトです。


 そこで、なんとsis用のドライバを書いたという猛者の方の成果を、ありがたく使わせてもらおうということで、


https://github.com/gununu/xf86-video-sis-stable

にある

xf86-video-sis-stable-master.zip

をダウンロードさせていただきます。


それを、任意のフォルダに解凍します。私の場合は、/home/matsuo に置きました。


cd /home/matsuo/xf86-video-sis-stable-master


で、その場所へ移動。



sudo apt-get install autoconf automake xorg-dev xutils-dev mesa-common-dev libdrm-dev libtool
 

autoreconf -i
 
 
 ./configure --prefix=/usr --disable-static 
 
 
make 
 
 
sudo make install 
 
 
sudo nano /etc/X11/xorg.conf



行ごとに実行。最後のコマンドで編集画面になるので、


Section "Device"
   Identifier "XXXX"
   Driver "sisimedia"
EndSection

Section "Screen"
   Identifier "YYYY"
   Device "XXXX"
EndSection



をテキストでコピーして貼り付けて保存。


Ctrl + o

 → Enter

Ctrl + x で終了



再起動すると、1440×900の画面で立ち上がったので、大成功です。



 しかし、NJ2100は、なぜか知らんけど遅い。


 EPSONの NJ2100 は、CPUが Celeron550 2GHZ 搭載のモデルが転がっていたのだけれど、おなじようにLinux mintをインストールしたNECの VY20M よりはるかに遅いのである。



 NJ2100 Celeron550 2GHZ  メモリ1G

 VY20M Celeron575 2GHZ   メモリ1G



 構成スペックはほとんど同じなので、なんでこんなに遅いのだろう・・・。


 不思議。



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