==========
PuppyLinuxを実用的に使うための備忘録です。今回はLinux mintですが。
今回は、sis社のグラフィックチップを使ったノートパソコンなどで、解像度が変えられない問題について
==========
これまた会社用のPCをどうするか悩んでいる中で、たまたま空いていたNJ2100というEPSONのノートパソコンがあったので、それにLinuxMintを入れてみる実験をしたところ、
「解像度が 640×480にしかならない」
という使いづらい状態になってしまいました。
そんなの、画面の設定いじればいいじゃん!と簡単に思っていたら、画面を認知していないらしく、「不明なモニタ」として、解像度を変える設定すら出てこない始末。
どうやら、調べてみると、sis社のグラフィックチップが載っているマシンは、Linux側でドライバがないので、認識できないようです。
NJ2100はsisM672というチップが載っているようで、そのままではアウトです。
そこで、なんとsis用のドライバを書いたという猛者の方の成果を、ありがたく使わせてもらおうということで、
https://github.com/gununu/xf86-video-sis-stable
にある
xf86-video-sis-stable-master.zip
をダウンロードさせていただきます。
それを、任意のフォルダに解凍します。私の場合は、/home/matsuo に置きました。
cd /home/matsuo/xf86-video-sis-stable-master
で、その場所へ移動。
sudo apt-get install autoconf automake xorg-dev xutils-dev mesa-common-dev libdrm-dev libtool
autoreconf -i
./configure --prefix=/usr --disable-static
make
sudo make install
sudo nano /etc/X11/xorg.conf
行ごとに実行。最後のコマンドで編集画面になるので、
Section "Device"
Identifier "XXXX"
Driver "sisimedia"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "YYYY"
Device "XXXX"
EndSection
をテキストでコピーして貼り付けて保存。
Ctrl + o
→ Enter
Ctrl + x で終了
再起動すると、1440×900の画面で立ち上がったので、大成功です。
しかし、NJ2100は、なぜか知らんけど遅い。
EPSONの NJ2100 は、CPUが Celeron550 2GHZ 搭載のモデルが転がっていたのだけれど、おなじようにLinux mintをインストールしたNECの VY20M よりはるかに遅いのである。
NJ2100 Celeron550 2GHZ メモリ1G
VY20M Celeron575 2GHZ メモリ1G
構成スペックはほとんど同じなので、なんでこんなに遅いのだろう・・・。
不思議。
0 件のコメント:
コメントを投稿