Puppylinuxの新版
S15Pup32 22.12 / S15Pup64 22.12
が登場していたので、早速インストールしてみました。
https://puppylinux-woof-ce.github.io/
いわゆるSlackware15版 PuppyLinuxです。
体感としてはFossaPup64より軽くて速い感じはしますが、個人的には入れようとした環境に一点だけ問題があって、ちょっと困っています。(苦笑)
これまでのPuppyではおなじみのアイコン類が上部にすっきり収納されており、BionicPupみたいな感じです。
日本語化は界隈では有名なシノバーさんの lang_pack_ja-2.1.sfs で大丈夫ですが、一部メニューは英語のままだったりします。
良い面は SiS チップセットの画面設定でもOKで、ちゃんとXorgの各解像度がチョイスできることですね。
今回EPSONのNJ2100 Celeron575 メモリ2G に入れようとしたので、SiS対応は助かりました。
(SiS搭載機は、これまで古いバージョンのLinuxではハネられることが多く、標準的な800×600とかの画面にしかならなかったのです。要するにビデオドライバが対応していないから。
Fossapup64やS15Pup32などでは対応しており、高解像度の画面がちゃんと出ます)
悪かった点は、なぜか枯れた無線LAN子機である
「WLI-UC-AG300N」
が認識されなかったこと! 仕方がないので
「WLI-UC-GNM」
でネットに繋いでインストールを完成させました。こちらも枯れまくった無線LAN子機として有名ですね。
(Linuxではたまーに、古いマシンをいじっていると無線LAN子機の認識でトラブることが多く、まんまと久しぶりにハマりました)
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動作については、デスクトップ画面まわりや、普通にOSとしていじっている分にはそれなりに軽快です。Fossapupの「どんより」した「ずどーん」な感じよりかはキビキビしていて、いい感じかな?と思っていました。
Fossapupでは、ブラウザを立ち上げるといきなり待たされることが多く、CPU動作状況も100%になってなかなか戻ってこないのですが、それよりはかなり軽い印象です。
ただ、ブラウザを動かしてyoutubeとかを見ようとすると、やはり重たい!Celeron575では480Pあたりが限界だと感じました。
(そもそもそんなCPUで動画を見ようとするほうがおかしいのだがww)
テキストだけ、ブログだけ、noteだけみたいな使い方なら、十分軽いかなという雰囲気です。
個人的にはSlackwareからLinuxに入ったので、好きなのですが、「(アプリ等の)インストールや環境整備が簡単で、各種認識も楽ちん」という意味ではUbuntu系のほうが充実している昨今ですね。
これは、もう時代かと思います。
わからんかったらとりあえずUbuntu派生にしとけ!って感じ(笑)
LinuxMintにしとけば間違いない!(もはやバージョン22あたりは重いけど)
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余談というか愚痴ですが、PuppyLinuxもバージョンが上がるごとに、どんどん重くなってきているので、
「アホみたいに昔のマシンでも、アホみたいに速い」
という理想(笑)的な環境を作るには、だいぶ難しくなってきましたね。
試行錯誤した結果では Xenialpup7.5 あたりが最高のバランスなのかな〜と、思っています。Firefoxがまだ最新にアップデートできるのがすごい。
( ただ、XenialpupだとSiSチップセットでの画面設定がうまくいかんのよな〜。)
まあ、古いマシン×ギリギリを攻めたLinuxだと「どこかにちょびっと不具合」が起きることが多いので、そのあたりを修正したりかわしたり、直したりしながらが面白いところなのですが、
精進いたします!!
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