2023年6月27日火曜日

【PuppyLinux備忘録015】 S15Pup32 22.12 を使ってみたが・・・。

 


 Puppylinuxの新版


 S15Pup32 22.12 / S15Pup64 22.12


が登場していたので、早速インストールしてみました。


https://puppylinux-woof-ce.github.io/


 いわゆるSlackware15版 PuppyLinuxです。


 体感としてはFossaPup64より軽くて速い感じはしますが、個人的には入れようとした環境に一点だけ問題があって、ちょっと困っています。(苦笑)


 これまでのPuppyではおなじみのアイコン類が上部にすっきり収納されており、BionicPupみたいな感じです。


 日本語化は界隈では有名なシノバーさんの lang_pack_ja-2.1.sfs で大丈夫ですが、一部メニューは英語のままだったりします。




 良い面は SiS チップセットの画面設定でもOKで、ちゃんとXorgの各解像度がチョイスできることですね。


 今回EPSONのNJ2100 Celeron575 メモリ2G に入れようとしたので、SiS対応は助かりました。


(SiS搭載機は、これまで古いバージョンのLinuxではハネられることが多く、標準的な800×600とかの画面にしかならなかったのです。要するにビデオドライバが対応していないから。

Fossapup64やS15Pup32などでは対応しており、高解像度の画面がちゃんと出ます)


 悪かった点は、なぜか枯れた無線LAN子機である


「WLI-UC-AG300N」


が認識されなかったこと! 仕方がないので


「WLI-UC-GNM」


でネットに繋いでインストールを完成させました。こちらも枯れまくった無線LAN子機として有名ですね。


(Linuxではたまーに、古いマシンをいじっていると無線LAN子機の認識でトラブることが多く、まんまと久しぶりにハマりました)


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 動作については、デスクトップ画面まわりや、普通にOSとしていじっている分にはそれなりに軽快です。Fossapupの「どんより」した「ずどーん」な感じよりかはキビキビしていて、いい感じかな?と思っていました。


Fossapupでは、ブラウザを立ち上げるといきなり待たされることが多く、CPU動作状況も100%になってなかなか戻ってこないのですが、それよりはかなり軽い印象です。


ただ、ブラウザを動かしてyoutubeとかを見ようとすると、やはり重たい!Celeron575では480Pあたりが限界だと感じました。

(そもそもそんなCPUで動画を見ようとするほうがおかしいのだがww)


 テキストだけ、ブログだけ、noteだけみたいな使い方なら、十分軽いかなという雰囲気です。


 個人的にはSlackwareからLinuxに入ったので、好きなのですが、「(アプリ等の)インストールや環境整備が簡単で、各種認識も楽ちん」という意味ではUbuntu系のほうが充実している昨今ですね。

 これは、もう時代かと思います。


 わからんかったらとりあえずUbuntu派生にしとけ!って感じ(笑)


 LinuxMintにしとけば間違いない!(もはやバージョン22あたりは重いけど)


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 余談というか愚痴ですが、PuppyLinuxもバージョンが上がるごとに、どんどん重くなってきているので、


「アホみたいに昔のマシンでも、アホみたいに速い」


という理想(笑)的な環境を作るには、だいぶ難しくなってきましたね。


 試行錯誤した結果では Xenialpup7.5 あたりが最高のバランスなのかな〜と、思っています。Firefoxがまだ最新にアップデートできるのがすごい。


( ただ、XenialpupだとSiSチップセットでの画面設定がうまくいかんのよな〜。)


 まあ、古いマシン×ギリギリを攻めたLinuxだと「どこかにちょびっと不具合」が起きることが多いので、そのあたりを修正したりかわしたり、直したりしながらが面白いところなのですが、


精進いたします!!






 




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