2019年2月23日土曜日

シングルボードコンピュータの簡単な選び方 ラズベリーパイ互換?!



 元々がLinux使いなもので、現在シングルボードコンピュータのラズベリーパイなどなどに絶賛ハマり中です。

Raspberry Piに限らず、今やそのパクり、いやいや互換風シングルボードコンピュータは星の数ほど世界中で出ているわけですが、主に国内で買えるものについて、ひと目でわかるポイント別でまとめてみました。



Raspberry Pi■ 5000円ぐらい
  いわずとしれた本家本元。最新版は3B+で、1.4GHZの4コア。シリーズのメモリは最高1G

 3B+を使う限り、Wifi、LAN、HDMI、コンポジット&音声出力、BLuetooth,電源マイクロUSBなど、ほとんどの機能が搭載されている。2013年~。



■LattePanda■ 2~30000円ぐらい
  Windowsが動く。インテル入ってる(Atom) 高いけど、おおむね全部入り。Wifi、LAN、HDMIなどは当然。シングルボードなだけで、ラズパイとは、OS・設計とも違う世界。+5000円で専用7インチモニタがある。



■BeagleBone■ 5000円ぐらい
  メモリが512M。eMMC搭載で、そこにLINUXがプリインストール。HDMIなしGreenが約5000円、HDMIありBlackが約7000円。
 Wifiは基本なし。2008年~なので設計がやや古いか。



■Tinker Board■ 10000円ぐらい
 あのASUSが作ったラズパイみたいなもの。端子配置はほぼ同じ。音声サンプリングが高品質だったり、Androidも動いたりする。ほぼ全部入りで技適もOKでWifiもばっちり。高くて速いみたいな。



 ■Nano Pi■ 3000円ぐらいから
 サイズの小さいラズパイのようなもの。 3000円台の初期モデルは、Wifiなし。512Mメモリだったりするが、最新NEO4だとまさにラズパイの半分サイズで全部入り。
 ただし、国内では旧モデルのNEO2ぐらいまでが流通。



■pcDuino■ 5000円ぐらいから
  サイズが倍くらいでかいラズパイみたいなもの。Arduino互換IOポートがついているのがミソ。コア数が1から2で、やや設計が古いか?HDMIはついているがWifiは国内技適が通っていないので使えないモデルも。




 ■PINE64■ 5000円ぐらいから
  いわゆるラズパイのパクり。メモリ2Gモデルがあるのだが、Wifiはついていない。IRレシーバがあるのがツボ(赤外線)



■Rock64■ 5000円ぐらいから
  PINE64とおなじメーカー。こちらの売りは映像4Kが出せること。IRレシーバつきでWifi無しはおなじ。



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だいたいこんな感じかなあ。というわけで選び方。


◆ Windows10を動かしたい場合はラテパンダを選ぼう。

◆ 小さいサイズがほしければナノパイ。

◆ 最速のラズパイが欲しければ、ASUS版。

◆ 4Kにこだわるならロックだぜ。

◆ Wifiなしや、古い設計でもよければ、もっと安いのとかいろいろあるよ。


これで決まり。


 

Raspberry Pi 3 Model B+ はじめました。ラズベリーパイ


 遅まきながら、ラズベリーパイ(シングルボードコンピュータ)をはじめました。

 
 松尾のコンピュータ暦は

■ MS-DOS

■ MSX

■ Windows

■ UNIX/LINUX

■ PIC

 なので、大きなコンピュータからワンチップコンピュータまで、ひととおりは手を出してきました。

 でも、電子工作レベルで止まってしまっていたので、ラズパイやichigojamなどのシングルボード系コンピュータのことは知っていたものの、ちら見で


 ほったらかし


でした。


 でも、うちの息子が小学生になり、なんだかニンテンドーSwitchで


 Minecraft

にハマっているようなので、プログラムをScratchでいじることができるラズパイ版マインクラフトをやってみようと購入したわけ。


マシンはすでに最新の Raspberry Pi 3 Model B+ です。

すごいねえ、Cortex-A53の4コアですよ。

なんかもう、時代が進みすぎてびっくりです。うちにはまだシングルコアのCeleron搭載PCがごろごろ転がっているというのに。


 秋月電子やら、amazonやらで揃えても良かったのですが、このラズベリーパイをセットでそろえるには


1)モニタ (HDMI搭載品) 
2)HMDIケーブル
3)ラズベリーパイ本体
4)マイクロSDカード
5)電源(マイクロUSBーB) 
6)USBキーボード
7)マウス


がとりあえず必要。このうち3~7あたりを最安値で揃えて1万円くらいはします。

 でも今回は、アイオーデータさんの UD-RP3PKR セットが、某ストアで1万3千円ぐらいだったので、それをチョイスしました。

 
(出典)
https://www.iodata.jp/product/pc/raspberrypi/ud-rp3pkr/spec.htm


 このセット、量販店や通販では1万5千円くらいです。


 最安値で揃えるよりは3千円くらい高いと思いがちですが、このセットのキーボードが



 英語キーボード


でかっこよく、かつコンパクトで使いやすそうなので、価格差をふまえてもこれにしました。


 (最安でキーボードを買うと980円ぐらいからあります。でも、このアイオーデータさんの英語キーボードは、人気なのか単体売りで3千円くらいします)




 (出典)
https://www.iodata.jp/product/pc/raspberrypi/is-kbj/spec.htm 



 意外とこいつ単体が注目されているっぽい。


 


アイ・オー・データ機器の有線キーボード「IS-KBJ」を購入したワケ

 http://bci.hatenablog.com/entry/IS-KBJ



 これから、息子といじり倒します~。