2012年1月29日日曜日

zine部のzine第一号 「We love zine!」




こんばんは

zine部さんの最初のzine「We love zine!」第一号が出来たらしいので、早速ダウンロードしてみました。

(zine部にはボクも所属しておりますが、このzineは草創メンバーさんたちの原稿なので、僕はまだ参加しておりません)


イメージ 1

読んでみたい、という方はzine部のウェブページからダウンロード(無償)可能なので、ぜひどうぞ。



zine部
http://zineclub.web.fc2.com/

PDF版とJPG版があります。ぜひご家庭のプリンタで印刷して読んでみてください。



_____




とまあ、宣伝はさておき(笑)感想など。

僕もこれまでいろんなzineを見てきたり、触ってきたりしましたが、「いかにもzineらしいzine」になっているところが面白かった(^^;

zineらしい、ということを説明するのは難しいんだけれど、「写真があったり、イラストがあったり、散文があったり」そういうものが雑多な感じ&チープな感じで並んでいる、というのが「なんとなくイメージするzineのzineらしい姿」だと思います。

もちろん、街に溢れているzineの中には、写真オンリーのものやイラストオンリーのものなどもあるのだけれど、そういうものが「ふわっと」混ざって提示されているのが、いかにもzineっぽいなあ、と思うのです。

今回のWe love zine!は草創期メンバー4人がページを持ち寄っているので、さらにそういう感じが強いんだけれど、一人で作ってもzineはやっぱり「そういう感じ」になるので、そこが面白いと思います(笑)


zineってこんな感じなんだ、ということをふわっと感じ取るには、このzineはとっつきやすいのでは(^^




________




もちろん、zineに「これは良いzine」「これは悪いzine」という批評を加えるのは、とてもナンセンスで、また評しづらいものだと思います。

「これは好きなzine」とか

「これはあんまりグッとこないなあ」とか

そういう見方はアリだと思うのですが(^^;;

第二号がちょっと楽しみです。おそらく次号ぐらいからは、何らかの形で原稿に参加できたら面白そうですね。

2012年1月16日月曜日

やらせ投稿とステマについて考える

おひさしぶりです、こんにちは。

ここのところずっとネット関係の「やらせ投稿」とステルスマーケティングについていろいろ議論が巻き起こっているので、僕なりの覚書を。



ヤフー知恵袋でもやらせ投稿…揺らぐ信頼性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000679-yom-soci


↑みたいな記事が、どんどん出てきていますね(^^;

カンタンにまとめると、一連の問題は

「口コミの評判を参考に、一般消費者がサービスや会社を選ぶときに、投稿されていた口コミそのものが、業者の『自作自演』口コミだったり、そういうものを請け負う会社が明るみに出た」

ということです。

そういう手法を「ステルスマーケティング(略してステマ)」と呼ぶんだそうで。


①偽口コミを依頼する企業の倫理的・商業的問題点



②それを請け負う会社の倫理的・商業的問題点

のどちらもが、いま注目されているということですね。


で、僕自身の感想。

基本的には、商業的な宣伝というのは「やらせ」の部分がどこかに存在することは否めません。

たとえばCMに登場する有名人が、「実際に商品の使用感を体験として話しているのではない」ことは当然のことです。

また、アフィリエイトに代表されるように「公的存在としての有名人に限らず、私的存在である個人に対価を支払ってCMしてもらう」ことも当然あります。

その人が、実際の使用感について述べてアフィリエイト報酬をもらっているかどうかを証明する手段や手法が確立されていない以上、「偽口コミ」によって対価が発生することはあり得る、と考えられるでしょう。

「素人に化けて業者が口コミを発信することが問題」という見方もありますね。しかし、アフィリエイトや、商品感想を中心にブログ活動している個人が数十万円も儲けているとしたら、それはすでに「プロ」じゃないか、とも思います。

つまり、この問題を「本質論」で語るのはとても難しいわけです。

本質的には、そういうあやしげな微妙な問題って、たくさんあるし、それらの大半があまり追求されずに成立している、というのがこの世の中なのですから。


_________



数年前に、僕自身が体験したのは、とある大手検索サイトが主催した作品コンテストで、1位の賞金が100万円、という大会があったのを思い出します。

その大会は、2位以下には賞金がなく、そして1位の選出方法は、「ネット上の投票の多さで競う」というものでした。

残念ながら、僕の作品は投票数では2位で、つまり一円もゲットできなかったのですが、1位になった作品というのは、「全然関係のない別のジャンルのブログで有名だったある方」の作品だったということが、ふたを開けてみたらわかったわけです。

つまりこういうことです。

その有名なブロガーの方の作品を、彼はブログで「こんなのに出品したから見てね!」と
書きます。当然、投票数はうなぎのぼりです。

片や僕をはじめ、その他のどノーマルな応募者たちは、どれだけ友達に「こんなのに出品したから見てね」とお願いしても、応募数ではたちうちできませんよね。

そして、結果はそのままそのとおりになったわけです。

そのとき感じたのは、マーケティング的に大事なのは「その作品の真の優劣」ではない、ということです(笑)

負け惜しみみたいなので、別に僕の作品のほうが良かったとか、そういう主張をするつもりはないのですが、

「ああ、勝負って、そこ(土俵としての公平性)じゃないんだ」

と妙に納得したのを思い出します。


ネット上の投票や評判というのは、どうしてもそういう側面があります。母数はけして「全ての人の意見の総数」ではないので、恣意的になりがちです。


しかし、現実世界のそういうところがあって、「投票率30%の選挙で過半数を取った人が、ほかの70%の人からどう思われているかはわからん」というのも似ています。


ぶっちゃけ、そういう意味では「民主的な決め方」というのは公平ではないし、「素人(であれ玄人であれ)口コミ」は信頼できない、ということのほうが真実なんでしょうね(笑)

2012年1月4日水曜日

初短歌集「ヒーローは眠れない」できました

あけましておめでとうございます。



去年はあんまり活動できなかったので、今年はいろいろ頑張りたいなあ!と思っている松尾バイト37歳です。

あらためて考えると37ってけっこうなおっさんになってしまったのですが、やりたいことだけは人一倍あります。



で、昨年末からじわじわと取り組んでいたこと。

自身初の短歌集?という形式のショートコント(笑)

「ヒーローは眠れない」

という手作りzine文庫本が完成しましたのでおしらせです。

月刊短歌zine「うたつかい」さんのほうに寄稿した5首をはじめ、戦うあのヒーロー達の日常を詠みこんだ「三十一文字のショートコント」!!



イメージ 1

ゴニンジャー・エクストラマン・仮免ライダー・どけち小五郎・甘えん坊将軍の5ヒーローたちが短歌の中で大暴れします。

一部だけご紹介します。

☆ センターを狙うピンクのしたたかさ 握手会では満面の笑み

☆ 隊員が天にかざしたペンライト 左右に揺れてライブは佳境

☆ 二丁目に改造人間現れて 夜な夜な街で人を惑わす

☆ イケメンの少年達のデビュー曲 僕ら少年探偵隊さ

☆ 将軍が白馬に乗って駆けてゆく やはり本命G1制す

などなど(^^;

A4プリンタだけで作った手製文庫本(カバー付・帯付・80P)にてお届けしております。



ご希望の方は

byte_matsuo@yahoo.co.jp


までメールをくださいね。



さてとりあえず、来月号も「うたつかい」に参加します。来月は真面目な歌を詠みますので、あしからず。