まいどおなじみ入門者向け天体望遠鏡のレビューです。
今回はビクセンのスペースアイ70M。現行モデルではありませんが、おそらく現行のスペースアイ700も似たような性能だと推定します。
(余談ですが、今回はセットの三脚ではなく、別の三脚に乗せています。)
これで、40㎜・50㎜・60㎜・70㎜の鏡筒が出揃いました。
というわけで今回も画像評価と参りましょう!
<ビクセン スペースアイ70M 口径70㎜ アイピース20㎜ 天頂あり>
比較のために、前回とおなじ画像ですが、別機種のも再度挙げておきます。
ただし撮影日が異なります。
<ビクセン スペースアイ600 天頂あり>
★ スペースアイ70Mとスペースアイ600に共通した特徴は
ピントが比較的しっかり合い、クリアな像が出る。
大一光学品や、コルキット製品と比較すると、やや青みが強い像になる。
どちらも画像周辺部に、迷光が出る。
という点です。
とくに周辺像については
こんな感じ。これはスペースアイ600の時も同じでした。↑70M ↓600
ただ、どちらの機種も「シャキっ」としたよい像を結ぶので、筒の改造でよい望遠鏡になるのではないか、とまたしても思います。
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スペースアイ70Mを入手しての特筆すべき特徴は
■ 接眼部・ドローチューブはアメリカンサイズ
■ ドローチューブが短い。天頂ミラーありきで設計されている。
スペースアイ50Mは以下の特徴に注意です。
■ ドローチューブはツアイスサイズ。
■ 天頂ミラーが挿入部ツアイス、受け入れ部(アイピース部)アメリカン
スペースアイ600/700では上の課題点は解消されています。
■ ドローチューブからアイピースまでアメリカン
■ ドローチューブはじゅうぶん長い
ご参考まで。
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