前回は日中、地上物を撮影しましたが今回は当然ながら夜に月を撮ってみました。
前回のレビューはこちら
コルキットスピカ 見え方レビュー 評価
https://arekore-doresore.blogspot.com/2019/11/blog-post_4.html
時間の関係で2機種しか比較できませんでしたが、
◆ 大一光学 M-60I (口径60㎜)
と
◆ コルキットスピカ (口径40㎜)
での比較です。
今回はなんと、おなじアイピースで比較しています。前玉レンズの違いがそのまま出ますね。
※画像は切り出しなので、サイズ感はあまり気にしないでください。
<M-60I コルキットスピカの12㎜アイピースを装着>
★ 前回もわかったことだが、M-60Iは基本的にピントが甘めの描画になる。
右下のクレーター群はよく見えているが、中央上部のクレーターは言われないとわからない。
左上に青い収差
600÷12=50倍
<コルキットスピカ 純正12㎜アイピース>
★ 描画力が高いスピカ。
同じく右下クレーターはそれほど違いを感じないかもしれないが、中央上部のクレーター群がはっきり見える。
青い収差の出方は同じようなもの。
420÷12=35倍
おまけ
<コルキットスピカ M-60Iに付属のf20㎜アイピースで撮影>
★ 実際は12.5㎜アイピースより像が小さいものを、上の2例と同じくらいのサイズに拡大しているので、甘めの描写になっている。
420÷20=21倍なので、まあこんなもんか。
★ 大一系の機種に付属のf20㎜アイピースより、コルキット系に付属のKシリーズのアイピースのほうが、よく見える感じがする。
★ スコープテックさんがラプトルにコルキット系とおなじメーカーのK20㎜を付けている理由はそこらへんだと思われ。
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M-60Iは、のぞき穴ファインダーの元祖なので、頑張ってほしいのだが!
それにしてもコルキットスピカは良く見えますね!
そのうち大一製品のリベンジマッチをやりまーす。
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