2012年7月17日火曜日

zineが回りはじめる時


こんばんは。おひさしぶりです。zineがらみではちょっとお休みを頂いておりまして、他の仕事やらなんやらでそこそこ忙しかった松尾です。

このブログの更新も、しばらく止まっていましたが、zine部さんの「We love zine!2」の原稿もちゃんと提出(^^

先日より、「We love zine!2」の頒布も開始されています。ご興味のある方は、ぜひご一報くださいませ。

さて、全然個人的なことなんですが、以前に僕が作ったとあるzineについて、「こちらで制作・配布したいので複製品を作ってもいいですか?」というありがたいお話が入ってきました(^^

もちろんzineというのは、「個人が手作りで思い入れを持って作るもの」というイメージがあると思うので、松尾バイト制作zineの「ライセンス生産」というのは好き嫌いが分かれると思いますが(笑)

えーっと、実は僕の場合、僕自身が製造していない「ライセンス版」のzineというのが、すでに何種類か出版されています。

その形態にもいろいろあって、

①zineや小冊子の根幹となる部分を僕が書いていて、それに他の人が手を加えている「監修版」みたいになっているリトルプレス

②僕が製造しているものと全くおなじ原稿データが外部にもあって、それを他の人が印刷製本して頒布している小冊子

などです。

こういうお話をいただけるようになると、「ああ、zineが回りはじめているなあ」と思います。

あるzineを作って、それを配ったり、どこかへ「置いてくださいませんか?」とお願いしたり、などなどいろんな形で頒布してゆくのが通常なのですが、こちらからのアプローチではなく、いろんな外部の人のアプローチで、zineが「回りはじめる」ときがあるのです。


それに比べて「回らないzine」というのも存在します。僕が制作しているzineで、「全然回りそうもないzine」というのがたしかに存在していて(笑)もう、そういうのは僕の身の回りだけで、全然外に出て行こうとしません(爆)



回りはじめるzineと、回らないzineの違い、というのは明確にあります。なんで「あるzineが回りはじめて、別のzineが回らないのか」という違いがはっきりあるわけです。

その違いを発見することが、zine作りの第二の目標かもしれませんね(^^


zineづくりの最初の目標は、とにかくなんでもいいから作ったり、配ったり、発表したりすること。

そして、第二の目標は「回りはじめるzine」と「回らないzine」の違いに気付けること。

もしかしたら、「回りはじめるzine」を作ることができないで、zineづくりに飽きてしまう人もたくさんいるかもしれません。

ちょっと、それはもったいないかなあ・・・。


なんてことを思う今日この頃。


というわけで、僕はzineの原稿と原版をきちんと揃えて、他の人に預ける、というお仕事を遂行いたします(^^