2012年9月22日土曜日

本の闇鍋 が面白そうな件

こんばんは ちょっと面白いニュースがあったので紹介したいと思います。



「本の闇鍋」という企画を紀伊国屋新宿店で実施なさったそうなのですが、その内容がとっても面白い!

本にかかわるすべての人が、「ああ、なるほど」と参考になるニュースではないでしょうか。


 
作品名も作者もわからない「本の闇鍋」 - 驚異的な売り上げ-
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1209/21/news117.html




詳しいことはリンク先の記事をみてくださいね。



簡単に言えば、「本の最初の部分だけをパッケージにして、中身をわからなくして売ってみよう」というものです。

小説や文章の「最初の一文」というのは、書き手にとっても大事なもので、もちろん読み手にとっても全体の印象を決定付けるような力を持っています。

人間の出会いにたとえれば第一印象、ファーストインプレッションに相当するのがこの「書き出し」なんですが、「書き出し」だけの提案で「売れる」、そして「みんな買ってみようと思う」というところがすごいなあ!と純粋に感動。

本を読んでもらう、という観点でいえば、この試みはいろんな示唆に富んでいて、大事なポイントだなあ、と思います。



たとえば、「ジャケ買い」なんてことばがありますが、小説や漫画の表紙の絵の印象で、売れ行きが大きく変わるようなこともあります。このことは、逆の見方をすれば

 「そもそも本なんてものは、その内容は端から端まで読まないと是か非かはわからないものだ」

という大前提があって、それでも、「表紙」とか「あらすじ」とか「帯のキャッチフレーズ」などだけで、「買わせる・買ってもらう」部分って大きいと思うわけです。


おもしろそうでしょ?本の闇鍋。



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zineについても、こういう視点って大事だと思うわけです。市販の書籍に比べて、手作り・素人作のzineはどこまで内容的に充実させられるか、根本的な部分で既に負けているわけです。また、たいていの人は、そこまでして素人が作る本に「読む価値」を見出してはくれないだろうと思うんですが・・・(^^;

とすると、「あ、なんかzineって面白そう」ってパッと見で感じてもらうことって大事な気がするのです。

「これって何?」という感覚を表紙だけで伝えることって、zineだからこそ自由だし、より重要なのではないでしょうか。


これまた別の見方をしたら、「書き出しの一文」や「キャッチフレーズ」だけで、読者の心をぐっとつかめるのだとしたら、これは一般書籍も、zineも

同じ土俵で戦えそうな気がする

と思いませんか?



なんか、このへんでめっちゃワクワクしてくるのは、僕だけかなあ!(笑)

2012年9月19日水曜日

zine部がらみでいろいろ

こんばんは

毎度まったりむったりな更新ですが、今しばらくはこのペースでお楽しみください(苦笑)

というわけで松尾バイトの近況報告です。


①zinepicnic香川に出品してます。

zine部員のモリモトさんがとても頑張って準備をすすめてくださっている「香川zinepicnic」に、2点僕の作品が出ています。



http://42101.main.jp/ZP.html

残念ながら僕自身は行けないのですが、zine部が出している「お試しパック」(小さいzineが詰まっているパック)の中に僕の「はじめまして」zineが混じっているのと、他に「ヒーローは眠れない」のzine文庫を1冊出品していますので、お近くの方は、ぜひ覗いてみてください。

②WLZ3に参加中。

zine部から近く出版される「We love zine」の3号に原稿を寄せています。現在編集長どのが鋭意編集中とのことですので、僕も期待しながら完成を待っています。

いろいろな動きはzine部のページで。
http://zineclub.web.fc2.com/top.html



③「うたつかい」10月号お楽しみに!ちょっと変わった短歌を載せています。


さて、こんどは短歌zine「うたつかい」のほうですが、事前告知!次号10月号には、僕もはじめての試みである「ミステリー仕立て」の短歌を送っています。
読者のみなさまにも「参加してもらう」感じで詠んでいますので、ぜひご期待ください。

月はじめには10月号が出ると思うので、おたのしみに!!

2012年9月16日日曜日

ダイソー版モレスキン こと ダイスキン を買ってきた!

ブログのほうはあいかわらず遅筆な松尾バイトです。こんにちは。



まるで活動していないみたいですが、本業のほうやらなんやらが忙しくて、手が回っていません。ごめんなさい。



参加しているzine部のほうは、部長をはじめ多くの方がいろいろがんばっておられるので、私は後方支援に徹しています(笑)



今月の23日に実施される「香川zinepicnic」には、zineのみで参加しますので、見かけた方はよろしくお願いします


「zinepicnic香川」
http://42101.main.jp/ZP.html


ワタクシ松尾バイトは「zine部の1paperzine詰め合わせ」のほうにzineを出品しているのと、もうひとつzineのみで参加しています。

香川でのzinepicnicが成功することを心よりお祈りしています(^^




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さて、今日は買い物にいったついでに「ダイスキン」を見つけたのでゲットしてきました。

もう文具好きには既にウワサになっているヤツですので、いまさら感もありますが、やっぱり売り切れになっていたり、ちまちま入荷したりして、「いつ出会えるかわからない」ので、見つけたときに買っておかないとね(笑)



イメージ 1



ダイスキン、というのは正式名称ではありませんが、ネットの世界や文具ファンの間では「ダイスキン」で十分通用します。

簡単に言えば、「ダイソーで売っているモレスキンみたいなやつ」ということ。「モレスキンもどき」です(笑)



このダイスキンについては、いろんな評価があるのですが、やっぱり本家が正規価格1800円くらいするのに対して、

105円


ですから、質がどうとかブランド力がどうとか、そんなの全部吹っ飛んでしまうくらいだと思うのですがいかがでしょうか。



そもそも、本家モレスキンの品質が高いわけではなく、そりゃ日本製コクヨのノートのほうが、絶対ぶっちゃけ高品質なんです。それでも舶来の「あの歴史的名作モレスキン」という物語がくっついているので、高くても売れているだけなわけで、コストパフォーマンスよりロマンの世界だと言えるでしょうね。

逆に、ダイスキンは、ロマンのかけらもない「ダイソー」が出しているコストパフォーマンス最高レベルの逸品です(笑)

おまけに、入荷しだい売り切れるので、逆にプレミアものだというところが「新たなる伝説」かも!!

毎回「ダイスキンいよいよ製造中止?」とか「ダイスキン再入荷!」とか話題に事欠かないところも、イケてます(^^;;


あ、ちなみにモレスキンの熱烈なファンがたくさんおられると思うので、大事なことを叫んでおきます。


モレスキンはメイドインチャイナですよ~!でもダイスキンはメイドインチャイナですよ~!



ちゃんちゃん!