だーいぶほったらかしにしていましたが、いちおうPuppyLinuxの最新版とされる
BookwormPup64(32もある)
を使ってみました。
インストールについては、これまでとほとんど変わりません。パピーの本家のサイトからISOイメージをダウンロードしてきて、DVDなりUSBに焼くだけです。
パピーリナックスのサイト
https://puppylinux-woof-ce.github.io/
日本語化の方法が、これまでとはほんの少し違い、lang_pack_ja-2.1.sfs を活用させてもらうやり方から
https://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?t=3642
フォーラムの lang_ja-r*.pet をお借りします。Ver7〜9くらいまであるようです。
さて、ここのところPuppyLinuxのベースはUbuntuなどが多かったのですが、今回はDebianだそうです。
◆ Xenialpup 7.5 → Ubuntu 16.04 Xenial Xerus
◆ Bionicpup64/32 → Ubuntu 18.04 Bionic Beaver
◆ Fossapup64 → Ubuntu 20.04 Focal Fossa
◆ S15Pup-22.12 → Slackware15
◆ F96-CE → Fossapup64の最終更新版(改良版)
◆ BookwormPup64 → Debian 12 BookWorm
今回からパッケージ管理にaptが使えるそうで、petも併用できるようです。
しばらくDebian使ってなかったもので、apt-get がいつのまにかaptになっているのも、今回知りました。わはは。
さて、使用感ですが、なんか体感的には「軽い」です。一時期、BionicとかFossaあたりで「重くない?」みたいな印象になっていたのですが、これだけバージョンが上がっても、キビキビ動いています。
私はかなり古いマシンで動かすことが多いので、「軽い、速い」ということは助かります。
(ただし、全体の容量そのものは、すこーしずつ増えています)
デフォルトのブラウザはFirefoxです。このあたりは好き嫌いが分かれるかも。
すっごい正直なことを言えば、実は最近はChromeBookもしくはChromeOSFlexに「総くら替え」しており、PuppyLinuxを触ることも激減しておりました。
というのも、いろんなところで書いていますが、
「シングルコアではなく、メモリが2GB以上ある」PCの場合は、ぶっちゃけ開発などをしない普段使いだとChromeOSのほうがはるかに速いからです(爆弾発言)
なので、これを言い換えたら
「シングルコアで、メモリが1GB程度」のPCではPuppyLinuxは最速
だったわけですが、もはや中古のお古でも、こんなマシンを使っていることはないので、そもそもPuppyLinuxを使う動機が存在しないわけですよ・・・。
なので、Windows7・8 あたりが動いていたマシンの代替としては、ふつうにChromeOSFlexを勧めるし、肥大化するPuppyLinuxを選ぶ意味がどんどん薄れてゆくわけです。
もちろんやりたいことによってはLinuxのほうが向いていることもあります。ChromeOSはCDRとか焼けないしね。
ところがこれも時代が変わって、CDRやDVDRを焼く、という行為も先行きが怪しくなっています。ブルーレイなんか、DVDより先に製造中止とか廃盤になっていきよるくらい。意味がわからん。
そうなると、Linuxを使うには「DTMをフリーソフトでやりたい」とか、「マジで開発とかやりたい」みたいなコアな使い方に寄っていく一方で、
「ブラウザ見れて、youtube見れたらいいわ。あとnoteとブログ書けたらOK」
みたいな感じだと、本当にブラウザだけ動けばなんでもよくなるわけです(苦笑)
そういう意味ではChromeBookは、よく出来ているし、めちゃくちゃ狙い目がビシッと定まっている感じがします。
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というわけで、Puppyは「昔の彼女」みたいな扱いになっていますが、きっと最新版になっていいところもたくさんあると思うので、いろいろいじってみます。
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