2025年7月5日土曜日

【Puppylinux備忘録019】BookwormPup64 を使ってみた!

 

 だーいぶほったらかしにしていましたが、いちおうPuppyLinuxの最新版とされる


 BookwormPup64(32もある)


を使ってみました。



 インストールについては、これまでとほとんど変わりません。パピーの本家のサイトからISOイメージをダウンロードしてきて、DVDなりUSBに焼くだけです。


パピーリナックスのサイト

https://puppylinux-woof-ce.github.io/


 日本語化の方法が、これまでとはほんの少し違い、lang_pack_ja-2.1.sfs を活用させてもらうやり方から


https://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?t=3642


フォーラムの lang_ja-r*.pet をお借りします。Ver7〜9くらいまであるようです。


 さて、ここのところPuppyLinuxのベースはUbuntuなどが多かったのですが、今回はDebianだそうです。


◆ Xenialpup 7.5  → Ubuntu 16.04 Xenial Xerus

◆ Bionicpup64/32  → Ubuntu 18.04 Bionic Beaver

◆  Fossapup64  → Ubuntu 20.04 Focal Fossa

◆ S15Pup-22.12  → Slackware15

◆ F96-CE  → Fossapup64の最終更新版(改良版)

◆ BookwormPup64  → Debian 12 BookWorm


 今回からパッケージ管理にaptが使えるそうで、petも併用できるようです。


 しばらくDebian使ってなかったもので、apt-get がいつのまにかaptになっているのも、今回知りました。わはは。



 さて、使用感ですが、なんか体感的には「軽い」です。一時期、BionicとかFossaあたりで「重くない?」みたいな印象になっていたのですが、これだけバージョンが上がっても、キビキビ動いています。


 私はかなり古いマシンで動かすことが多いので、「軽い、速い」ということは助かります。


 (ただし、全体の容量そのものは、すこーしずつ増えています)


 デフォルトのブラウザはFirefoxです。このあたりは好き嫌いが分かれるかも。


 すっごい正直なことを言えば、実は最近はChromeBookもしくはChromeOSFlexに「総くら替え」しており、PuppyLinuxを触ることも激減しておりました。


 というのも、いろんなところで書いていますが、


 「シングルコアではなく、メモリが2GB以上ある」PCの場合は、ぶっちゃけ開発などをしない普段使いだとChromeOSのほうがはるかに速いからです(爆弾発言)


なので、これを言い換えたら


 「シングルコアで、メモリが1GB程度」のPCではPuppyLinuxは最速


だったわけですが、もはや中古のお古でも、こんなマシンを使っていることはないので、そもそもPuppyLinuxを使う動機が存在しないわけですよ・・・。


 なので、Windows7・8 あたりが動いていたマシンの代替としては、ふつうにChromeOSFlexを勧めるし、肥大化するPuppyLinuxを選ぶ意味がどんどん薄れてゆくわけです。


 もちろんやりたいことによってはLinuxのほうが向いていることもあります。ChromeOSはCDRとか焼けないしね。


 ところがこれも時代が変わって、CDRやDVDRを焼く、という行為も先行きが怪しくなっています。ブルーレイなんか、DVDより先に製造中止とか廃盤になっていきよるくらい。意味がわからん。


 そうなると、Linuxを使うには「DTMをフリーソフトでやりたい」とか、「マジで開発とかやりたい」みたいなコアな使い方に寄っていく一方で、


「ブラウザ見れて、youtube見れたらいいわ。あとnoteとブログ書けたらOK」


みたいな感じだと、本当にブラウザだけ動けばなんでもよくなるわけです(苦笑)


 そういう意味ではChromeBookは、よく出来ているし、めちゃくちゃ狙い目がビシッと定まっている感じがします。


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 というわけで、Puppyは「昔の彼女」みたいな扱いになっていますが、きっと最新版になっていいところもたくさんあると思うので、いろいろいじってみます。






 

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