先日、大阪万博へはじめて遊びに行ってきて、なかなかの「ながーい待ち行列」を目撃しました。
うちの家族としては、「まずは行列が少ないパビリオンへ飛び込もう!」というコンセプトで動いていたので、長蛇の列に並ぶということはほとんどなかったのですが、大人気のイタリア館などは「最大4時間待ち!」みたいになっていて、仰天しました(^^;
さて、そんな長い行列では、たったまま「待つ」というのがかなりの苦行なのですが、みなさん「小さい折りたたみイス」とか「伸縮する簡易イス」みたいなのを持ち込んでいて、工夫をこらしていたようです。
そういういろんな「簡易イス」を見ていて、次回に来るときは何か用意したほうがいいのかな〜、なんて思っていたのですが、ネットで「簡易折りたたみイス」を検索していると、面白いコンセプトのものが多数あるようですね。
なかでも「これは面白そう!」と思ったのが
こういう「ワンポールチェア」「一脚イス」です。
構造的には伸縮できるポールに、布製の「自転車のサドル」みたいなのがついていて、カメラの一脚(モノポール)のように、地面に押し当てることでバランスを取るものです。
イスの場合は、「ポール」と「両足」を三角形にして、ちょうど三脚のように使うと、安定して座れることになります。
市販されているものは、伸縮できるポールになっていて「コンパクトに収納」できるわけですが、木工自作派としては
「これは作れそう!」
ということで、さっそくやってみました。
伸縮なしですが、「5分で作れるモノポールチェア」です。
今回は、40ミリ✕20ミリのしっかりした棒材を使いました。
◆ おしりが乗っかる座面は、250ミリ〜の長さにします。あんまり長いと可搬性が失われます。
◆ ポール部分の長さは「自分の股下長さマイナス100ミリ」がちょうどいいです。
◆ 私の場合は股下700ミリなので、600ミリの棒の長さにします。
◆ 座面下の支え材は、60ミリ✕2くらいで。お好み。
◆ ビスはステンコーススレッド57ミリ 2本打ち。
◆ 座面はおしりが直接当たるので、面取りします。
◆ 座面下の支えがないと「強度に不安感が出る」ので、あったほうがガッシリします。(ボンド付けだけで持ちこたえます。お好きな方はビスで強化してください)
さて、今回のワンポールチェアは、「そこらへんの木材で5分で作れる」のをコンセプトにしているので簡易的ですが、ノコで切って、ボンドでつけて、ビスでもむだけなので、すぐ出来ます。まいどおなじみ廃材利用です。
もうちょっと凝ってみたい方は「座面の形状」を工夫してみてください。より、「おしりが痛くならない」ものが作れると思います。
今回のものだと「棒状の座面に乗るだけ」なので、10分くらいであればぜんぜん大丈夫ですが、長時間だとおしりに食い込んできて、どんどん痛くなるかもしれません(笑)
それでも「ちょっと腰掛けたい」ときは、めっちゃ便利ですので、ぜひお暇なときにお遊びがてら作っておくとよいでしょう!
おすすめ!
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