2025年7月31日木曜日

ワンポールチェア(一脚椅子)を自作してみよう!

 

 先日、大阪万博へはじめて遊びに行ってきて、なかなかの「ながーい待ち行列」を目撃しました。


 うちの家族としては、「まずは行列が少ないパビリオンへ飛び込もう!」というコンセプトで動いていたので、長蛇の列に並ぶということはほとんどなかったのですが、大人気のイタリア館などは「最大4時間待ち!」みたいになっていて、仰天しました(^^;


 さて、そんな長い行列では、たったまま「待つ」というのがかなりの苦行なのですが、みなさん「小さい折りたたみイス」とか「伸縮する簡易イス」みたいなのを持ち込んでいて、工夫をこらしていたようです。


 そういういろんな「簡易イス」を見ていて、次回に来るときは何か用意したほうがいいのかな〜、なんて思っていたのですが、ネットで「簡易折りたたみイス」を検索していると、面白いコンセプトのものが多数あるようですね。


 なかでも「これは面白そう!」と思ったのが



 こういう「ワンポールチェア」「一脚イス」です。



 構造的には伸縮できるポールに、布製の「自転車のサドル」みたいなのがついていて、カメラの一脚(モノポール)のように、地面に押し当てることでバランスを取るものです。


 イスの場合は、「ポール」と「両足」を三角形にして、ちょうど三脚のように使うと、安定して座れることになります。


 市販されているものは、伸縮できるポールになっていて「コンパクトに収納」できるわけですが、木工自作派としては


「これは作れそう!」


ということで、さっそくやってみました。



 伸縮なしですが、「5分で作れるモノポールチェア」です。


 今回は、40ミリ✕20ミリのしっかりした棒材を使いました。


 ◆ おしりが乗っかる座面は、250ミリ〜の長さにします。あんまり長いと可搬性が失われます。

 ◆ ポール部分の長さは「自分の股下長さマイナス100ミリ」がちょうどいいです。

 ◆ 私の場合は股下700ミリなので、600ミリの棒の長さにします。

 ◆ 座面下の支え材は、60ミリ✕2くらいで。お好み。



◆ ビスはステンコーススレッド57ミリ 2本打ち。

◆ 座面はおしりが直接当たるので、面取りします。



◆ 座面下の支えがないと「強度に不安感が出る」ので、あったほうがガッシリします。(ボンド付けだけで持ちこたえます。お好きな方はビスで強化してください)



 さて、今回のワンポールチェアは、「そこらへんの木材で5分で作れる」のをコンセプトにしているので簡易的ですが、ノコで切って、ボンドでつけて、ビスでもむだけなので、すぐ出来ます。まいどおなじみ廃材利用です。


 もうちょっと凝ってみたい方は「座面の形状」を工夫してみてください。より、「おしりが痛くならない」ものが作れると思います。


 今回のものだと「棒状の座面に乗るだけ」なので、10分くらいであればぜんぜん大丈夫ですが、長時間だとおしりに食い込んできて、どんどん痛くなるかもしれません(笑)


 それでも「ちょっと腰掛けたい」ときは、めっちゃ便利ですので、ぜひお暇なときにお遊びがてら作っておくとよいでしょう!


 おすすめ!






 

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