2019年3月6日水曜日

【Puppylinux備忘録007】 軽量Linux Linux Mintを試してみた!


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 PuppyLinuxを実用的に使うための備忘録です。



 今回は、軽量と言われるLinuxMintを試してみました。



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  もはやLinuxの世界では、マシンパワーがある程度あるなら




 Ubuntu一択!!!






になりつつあるらしい今日このごろです。なんでも、Linuxのユーザー数の約半数近くがUbuntuを使っているらしいので、つべこべ言わずにUbuntu使っとけ!みたいになっているようで。



 でも、私の場合は、非力なマシンがゴロゴロ転がっているので、シングルコアのCeleronでもある程度快適に動かしたい、というのが本音。


 そのために、普段はPuppyLinuxを使っているのですが、今回、会社でLinuxマシンを


 ネットワークプリンタに繋ぐ


 という恐ろしいミッションがあり、さすがにpuppylinuxの場合は、そのままではてこずる感じでした。


  というのも、うちの会社の(というかほとんどの会社ではそうだと思うけど)プリンタというのは、ただの印刷機ではなく、


 ファックス・コピー・印刷


 がひとつになった「複合機」なのですたい。おうおうにしてこういう複合機は、Linux用のドライバとかがメーカーから提供されていないので、いろいろ工夫しないとダメなんですね。




 でも、でも、んがしかし!!!



 すっげー!!!





 Linux MintをライブUSBに仮に入れて、動かしてみると



 一発でネットワーク上の複合機を感知して、ズバリ印刷できました!!!



 すっげーな、最近のLinux!!


※びっくりマークが出ているのは、接続に問題があるのではなく「インクが切れそう!」のアラートまで感知しているからです。



<LinuxMintの使用感>



 ◆ 重さ・挙動

 ・・・puppy Linuxをふだん使っている非力なマシン、Celeron 2.0Ghzクラスで(550/575/900あたり)メモリ1Gの環境だと、ビュンビュン最速ではないが、まあ普通にノンストレスで動く。

 Lubuntuをこれくらいのマシンで動かした時と同じくらい。

 おなじマシンでFedoraを入れたときは、しょっちゅう待たされる感じ。



 ◆ わかりやすさ

 ・・・たしかにユーザーフレンドリーで、インストールなどもわりと簡単にできる。日本語を追加でインストールするあたりくらいだけ。



 ◆ Puppy Linuxとどちらがよいか。

 ・・・どんなに非力でも爆速でぶっ飛ばしたい場合は、Puppyをオススメします。

 全体的にわりと丁寧にまとめたい場合は、Linux Mintはなかなかいいです。

 Puppyは、管理者ユーザという概念がほとんどないので、立ち上がればなんでも出来ます。

 ふつうのLinuxは当然ながら、管理者ユーザと一般ユーザが切り分かれているので、なにか設定をいじりたい場合は、管理者ユーザにならないとダメ。そして、普通に起動したときも、一般ユーザかゲストか、とにかく何者かのIDとパスワードが必要。

 その点Linux mintはPuppyのように、パスワードなしで起動しますが、何か設定を変えるときにパスワードを求められる感じです。


 iphoneのアプリを買うときみたいな感じですね。



 今回のようにハードウエア設定とかで面倒なことが待っている場合はLinux Mintを選んで面倒を避けるというのもありです。



 
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Linux mint 日本語サイト

http://linuxmint-jp.net/



本家 Linux Mint

https://linuxmint.com/


現在19.1が提供されています。




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