2019年3月8日金曜日

【Puppylinux備忘録009】 Linux mint system-config-printer での文字化け

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 PuppyLinuxを実用的に使うための備忘録です。今回はLinux mintですが。



 今回は、system-config-printerのメニューで起きる文字化けについて


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 Linux mintを使うことによって、めちゃんこ簡単に、うちの会社のネットワーク複合機を認識することができたわけですが、



 一部のメニューが文字化け



して困っておりました。


 

 こんな感じ。


 これは、linux側というより、もともと「うちのプリンタはこういう内部メニューを持っていますよ」ということをプリンタ側が送りつけてきているので、


 それをうまく翻訳していない


ということになります。


 したがって、こういう内部メニューを持っていないプリンタの場合は、linux側からは別に文字化けもせず普通に見えます。



 というわけで、修正方法。



 
/etc/cups/ppd/*.ppd 
 
の中身を、テキストエディタで開けて、 
 
 LanguageEncodingがISO Latinで設定されているのを、UTF-8に直す
 
 
ととりあえずは文字化けがなくなります。
 


 ほら。読めるようになった。
 
 

 しかし、これは暫定的な解決法のようで、詳しくは

https://lists.ubuntu.com/archives/ubuntu-jp/2008-November/001141.html

にいろんなツッコミが書かれていますので、ご参考まで。



 
 
 
さて、とりあえずはこれでプリンタメニューの文字化けは直るのですが、再起動すると再びネットワーク上のプリンタから設定ファイルを取ってきてしまい、せっかく直したppdファイルを書き換えてしまいます。


 なので、再起動するたびに文字化けするので、その対処法。


1) 修正したppdファイルを別の場所にいったん保存。

2) このとき管理者権限でないと元の場所からファイルをコピーできない。

3) system-config-printer で一からプリンタのドライバを指定してやる。

4) そのときに、コピーしておいた修正ズミppdファイルを指定する。

5) そうすると直ったppdファイルを使って、新しく設定がなされる。そして記憶されるので

6) 再起動してもネットワーク上から設定ファイルが取り込まれない。


という作業です。


 以上。

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