2013年8月20日火曜日

【松尾バイトの「クリエータ養成講座」1】  クリエータになるための最初のステップ。




おひさしぶりですこんにちは

 さあ、夏休み・お盆休みも終わってしまいましたが、社会人のみなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 学生さんは、まだもうちょっと夏休みが残っていると思いますが、充実した毎日となるように頑張ってください。




 地上波では放送されていないんのですが、「フィニアスとファーブ」というディズニーアニメがあって、世界中で大人気です。

 このアニメ、簡単に言えば「夏休みを無駄に過ごさないように、今日は一日何をする?」ということがテーマです。

 フィニアスとファーブ(ディズニーチャンネル)

 あと、「ペリーどこだ?」も(笑)



 みなさんも、夏休みを無駄に過ごさないように、頑張ってください。



 ちなみに、私は5日間のお盆休みに「夏祭り5件はしご」したり、「若狭の秘境にガクブル」になったり、「親族とバーベキュー」したり、「DVDを借りまくった」り、「zineフェスを覗きに行った」りしました。

 忙し過ぎです!




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 さて、クリエータ入門講座の続編をそろそろスタートさせましょう。何でも、私のブログをずっと読んでくれている愛読者の方がいろいろおられるようなのですが、大半がROMの方ばかりなので、このブログにはコメントやら足跡が全然残っていません。

 そこで、黙って読んでないで、ぜひ、コメントお待ちしています。心から。




 それはさておき、新装開店「クリエータ養成講座」では、より実践的な内容に重きを置きたいと思っています。テーマはもちろん「今、何者でもないアナタ・ワタシを何者かにする」ことが目標です。

 本気で取り組めば、どんな人でも「何者か」に育て上げることができるよう、私も心を込めて執筆するつもりですので、どうぞよろしくお願いします。

 もし、「クリエータ養成講座に出席します!」という奇特な方がおられる場合は、偽名筆名ハンドルネームでかまいませんので、下のコメント欄に決意表明してください。

 アナタのための専用カリキュラムと、アナタのための専用の実習をご用意して、毎回講座を進めることにしましょう。

 もちろん、アナタを「何者かにする!」という目標を必ず実現することをお約束します。



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 さて、今日のお話は「仕事の価値」についてです。

 突然ですが、アナタ・ワタシは今どれくらいの価値でいつもの仕事を請け負っていますか?

 アルバイトの方でしたら、仮に800円×8時間として、一日6400円くらいで仕事をしていることになります。

 会社員だったら、残業があったり、家に持ち帰ったりあんなことやこんなことがありますが、まあ8000円~15000円くらいがベースになるでしょうか。

 さて、ここで質問。私はふだんとある建築系業界のはじっこで、卸商社に勤めているのですが、その建築系業界において、「職人」と呼ばれる方々の日当が、どれくらいかわかるでしょうか?

 簡単に言えば、家を建てたり、壁を作ったり屋根を仕上げたり、そういう仕事に携わっている人で「職人さん」と呼ばれる人が、どれくらいの価値で仕事をしているか考えよう、というそういうクイズです。

 もちろん、建築業界は仕事内容が多岐に渡るので、これから述べる金額は、「とある業種」に限りますが。

 アルバイトで、日当が7千円弱、 会社員が1万5千円だとして、・・・・。

 はい、正解は正当な金額が取れていれば「日当2万5千円~」です。

 職人、つまり技能的クリエータの世界は、それくらい仕事に価値がある、というのが本来の姿です。




☆しかし、現実には、仕事が全体に減っているので「2万円」に下がったり「1万8千円でやるよ」というヤツが出てきたり、下請け孫請けだと「1万3千円しか残らない」こともあったり、いろいろしますが、それはまあ、置いといて☆





 翻って、クリエータを目指すアナタ・ワタシは、一日の仕事でいくら取れるでしょう?あなたの作品の価値は、いくらに換算できるか、少し考えてみてください。

 さすがに、日当2万5千円は厳しいでしょうが、まずは、アルバイト並の「時給800円(日当6400円」を目指してみるのはどうですか?

 あなたが一時間かけて作った作品を「800円で売れるかどうか」考えてください。800円も取れないなら、いますぐクリエータをあきらめてコンビニでバイトしたほうがマシかもしれませんよ!(←あいかわらず毒舌)


 ちなみに、私が別名義で行っている音楽系活動だと、個別にレッスンをしたらかならず1時間1000円貰うことにしています。それが高いか安いかは別問題として、私のポリシーとして

「私がきちんと提供している作品や技能なので、正当な対価をいただく」

ということを守っているからです。

 1000円という価格は、「バイト程度の仕事内容ではない。少しでも、それ以上を提供する!」という意味もあります。





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 創作活動は、お金ではない、という考え方の人もいるでしょう。しかし、このブログ・この講座では、お金に対するきちんとした(適切な)考え方とリンクして、クリエイティビティの向上を目指します。

 なので、今日みなさんにやってほしいことは、まず

「お小遣い帳を買って来なさい!」

ということ!


 厳密には、「金銭出納長」というノートを、100均に行って買ってくるのが最初の実習です。

 このノート、どうせ全部は埋まりませんので、ノートのちょうど半分のページで分けて使います。

 前半は「創作経費」、後半は「創作収入」とでも項目を立ててください。


 今、8月です。正しくは、このノートを1月1日から使わなくてはなりません。なので、もう今年は半分も過ぎているため、ちょっとダメなのですが、まあやらないよりマシなので、今年は練習のつもりで使っていきましょう。

 正式にはこのノートを1月1日から12月31日まで使います。そして、アナタ・ワタシが一年間創作活動に費やしたお金を記録するのです。

 創作経費のほうには、使ったお金を記録してゆきます。(レシートは全部、取っておきます)

 創作収入のほうには、あなたの作品が売れたお金を記録してゆきます。

 1年間で、経費を抜いた金額が20万円以上になれば、確定申告をしなくてはなりません。納税は義務です!

(あなたが、専業主婦やニートであれば、38万以上の稼ぎで確定申告の必要があります)





 ここまで読んで、「ワタシはたぶん、20万円も売り上げがない!」と思う人もいるでしょう。その通りです。たぶん、あなたは1年間で20万円も稼げません。

 しかし、本気で創作活動に取り組めば、突然その金額を超える日がやってくるのです。

 私の場合は、3年かかりました。1年~2年の間は、こんなことはアホみたいだと思っていましたが、その日は突然やってきました。

 だから最初に、この話をしておくのです。今年は無理です。でも、ノートは作っておく。




 あなたの目標はまず、

 「創作収入」の合計金額が「創作経費」の合計金額を超えること

です。




20万の利益どころか、使ったお金すら生み出せない自分に焦ります。苦悩します。嫌な気持ちになります。でも、それが今のあなたです。それを実感するところから、真の創作ははじまるのかもしれませんよ!



☆最初のステップは、簡単でしたね。さあ、どれくらいの人が、金銭出納帳を実際に買ってくるでしょうか(笑)

確実に「クリエータになれる方法」がここにあるのに、それを実行に移さない人のほうが、実は多いのです。


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