みなさんこんにちは
今回は、元に戻って、Hugh MacLeodさんの話をもう少し読み進めて行きましょう。
クリエイティブになる方法30
⑪ 人ごみの中で目立とうと思うな、人ごみそのものを避けろ
誰もが参入しているジャンルで戦うことは大変です。しかし、まだ誰も挑戦していないジャンルだったら非力なアナタ・ワタシにもチャンスがあります。
そのためには、とにかくたくさんの新しいアイデアを書き出さなくてはなりません。
私は、基本的に誰もやってないことをメインに活動しています。だからSEO対策なんかしなくても、検索エンジンでかならず上位に来ます(笑)
というか、他にそんなことやろうというヤツがいないだけです(^^;
⑫ <省略>
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⑭ 「早死に」は過大評価されすぎる
ジェームス・ディーンも尾崎豊も、早く亡くなったからこそ伝説になったわけで。もし生きていれば、「あの人は今」のお世話になっていることでしょう。プレスリーと亀山努氏が、昔はイケてた太っちょになってしまったのも、有名な話。
とはいえ、まだ何者にもなっていないアナタ・ワタシが今亡くなることは、世間にとっては全くどうでもいいことです。
死ぬのはまだまだもったいない。「生きろ」ともののけ姫も言ってます。あ、ちがうわアシタカだ。
⑮ 何を引き受けて、何を断るか。それがプロだ。
創作活動は、純粋無垢な活動ではありません。この世界で生きている限り、多かれ少なかれ「現金」に変化して取引されます。
お金をもらう以上、顧客の主体性の下で創作活動を行うことになりますので、その中でアナタ・ワタシの個性や考えを最大限発揮するには「YES」か「NO」かをはっきりさせなくてはいけない時がきます。
私は、ある楽器を製作して、プロからアマチュアまでいろんな人に買ってもらっていますが、はじめとても安い値段で提供していました。それはど
ちらかといえば「利益なしでみなさんに純粋に喜んでもらおう」と思ってのことでしたが、大量に注文が入りすぎて、さばき切れなくなってきました。
そこで、思い切って値上げしたところ、やっぱり注文はやってきます(苦笑)
今度は、はっきり「作るのに最低1ヶ月はかかりますが、いいですか?」と明言することにしました。
⑯ 世界は常に変化し続けている
赤川次郎さんという作家が、一大ブームを巻き起こしたことがあります。小室哲哉さんが、ミュージックシーンを総なめにしたことも。
大作家・大音楽家・大クリエータといえども、ずっと第一線で活躍できるわけではありません。大波小波や、場合によっては壮大な一発屋であることも起こりえます。
それだけ、時代は常に変動しているわけで、作り手も常に変化を求められています。
⑰ 情熱は買えない
「プライスレス」のCMみたいですが、クリエータになりたい!何かを作りたい!という情熱だけは、紛れもなくアナタ・ワタシだけのものです。特権と言ってもいいかもしれません。
その特権を生かすも殺すも眠らせるのも、もちろんアナタ・ワタシ自身にかかっています。
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⑲ 自分の声で歌え
私の教え子で、とてもすばらしい映像を撮る子がいたのですが、ずっと私は彼のファンでした。私のほうがはるかに年上ですが、「彼にはいずれ追い抜かれるだろう」とわかっていました。
ところが、彼はとある映画の製作途中に自殺してしまい、もう彼の作品を見ることはできなくなりました。
あれから数年が過ぎ、いろんなクリエータの作品を見るたびに「ああ、これは彼のテイストに似ているな」とか、「彼だったらこうするだろうな」と思うのですが、彼はもう存在しません。
アナタ・ワタシの作る作品は、代替が利きません。アナタの代わりは、おそらく世界中のどこを探してもいないでしょう。
⑳ 媒体にこだわるな
Zineに関わるようになってから、紙メディアにちょっとだけこだわる気持ちもあるのですが、実際にはいろんなメディアにはそれぞれの特性があるので、使い分けることが大事です。
私の場合は、地域についても念頭に入れるようにしています。地元(市・県レベル)での活動と全国に向けてのPRをある程度切り分けながら情報発信もしています。
音楽系活動では、youtube(動画)・ブログ(情報発信)・ウェブページ(発行物の案内)・地域での講座・ワークショップ(実演)・zine(紙媒体とチラシ)などが有機的にリンクするように心がけているつもりです。
とりいそぎ、今日はこのへんで!
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<今日のワンポイントアドバイス>
いろいろやってみたいことがある人。アイデアはざっくり持っているんだけど・・・。という人、そういう人におすすめのことばがあります。
「いつやるの?・・・今でしょ!!!」
☆この講座では、読者のみなさんからの素朴な質問などもお待ちしています。可能な限り、何らかの回答をしてゆきたいと思っています。
では次回をお楽しみに!
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