みなさんこんにちは。
あれだけ更新の遅かった私が、なぜかテンポよく書きまくっているのは、たぶん暑さにうなされているからでしょう(笑)・・・熱中症です。
さて、第3回は、このあいだの続きです。Hugh MacLeodというおっさんの提言にもう少しつきあってみましょう。
(元ネタ)
クリエイティブになる方法30
http://www.lifehacker.jp/2011/12/111215ignoreeverybody.html
今日は4つめの項目から見てゆきます。
④誰か強い権限を持つ人に見つけ出してもらわないとダメなネタは、厳しい。
簡単に言えば、いきなり「少年ジャンプ」でデビューしたい!とか、秋元康に見出してもらいたい!とか、そういう強力なバックグラウンドが必要な活動は、それに見合った人(合格した人)しか採用されません。
よくシンデレラストーリーとか、アメリカンドリームなんて言葉がありますが、こういうネタは、本当に1万人に一人とか、千人に一人、とか誰でも適応するわけではないわけです。
だから夢を追うときには、「まず自分がステップごとに手が届きそう」なことから手をつけるのが大事なのです。
⑤ その活動は、自分にしかわからない。自己責任。
前回にも似たような話がありましたが、創作活動は「ヒットするまで」は孤独です。そして、「ヒットしてしまうともはや自分のものではなくなり」ます。
たとえばゲームクリエーターになりたい!としましょう。いい作品を作るまでは、ただのゲームオタクにすぎません。でも、無事ゲーム会社に就職したとしても、今度はプロデューサーや顧客の言いなりになるわけでもあります。
もし「このゲームを世に出したいんだ!」と強く思うなら、社内外の敵を言いくるめ、強力にプレゼンして、わからずやの周りを説き伏せないといけないかもしれません。
そして、そのゲームがヒットしなければ、あろうことか「お前のせいだ」と言われるわけです。
クリエーターというものは、その覚悟と努力の結集した仕事であるとも言えます。
⑥ 人は誰でもクリエイティブ
うちの2歳のこどもが「きらきら星」をつたない声で歌います。
♪きーらーきーらー ひーらーく おしょーこーの ☆※□・・・・・♪
何がひらくのか、ドキドキわくわくです。禁断のトビラに違いない!爆笑の渦です。
⑦ 日中の仕事をやめるな
第一回のビルゲイツさんも、同じようなことを言っていました。そうです。とりあえず今のところ、あなたの創作活動は、「それで食っていけるはずがない」妄想レベルかもしれません。
妄想ではなく、ちゃんと食えている人は、このブログを恐らく第3回まで読んでいません。不要だからです。
ということは、少なくとも年収400万から500万になるまでは、創作活動だけでなく、普段の会社員とか、アルバイトの仕事を大切にしないといけなわけです。
そして、これは断言できますが、ふだんの仕事の中に、創作活動のアイデアやヒント、学ぶべきものがたくさんあふれています。
たとえ上司や客に叱られて涙を流して苦しかったとしても、アナタ・ワタシの創作物が没になったり、作り直しを命じられたり、ましてや世間でウケなかった時の、いい練習になるはずです。
⑧<省略>
⑨ 誰もが自分だけのエベレストを持っている。
アナタ・ワタシの創作活動の「てっぺん」はどこですか?すべてのクリエータは、声を揃えて「これまでの自分の作品は100点ではない」と言います。そして、もれなく彼らは皆、100点を目指して今日も創作物を作ります。
そして、これだけ世界に素晴らしい創作物があふれていても、誰もが認める100点の作品はないのです。
自己から見ても、他者から見ても、100点(てっぺん)はありません。
だから、アナタ・ワタシは自分の信じた道を行くしかないのです。
⑩ コーポーハ、フデヲ、エラバズ。
Hugh MacLeodさんは、日本の有名なことわざを知らなかったのでしょうね。
・・・それはおいといて、ここでは別の見方をしましょう。
キヤノンのカメラが好きな素人がいます。クリエータを目指しているといってMacを買う人がいます。
しかし、オリンパスのカメラを使うプロもいるし、Windows使いのクリエータもたくさんいます。
道具と創作物の関係は、必要条件とか十分条件ではありません。そりゃあ、多少はクオリティの差とか、相手側の入稿の問題とかいろいろあるでしょうが、それは二次的な問題です。
私は、携帯のカメラで撮った写真で、某コンテストに入賞したことがあります。そんなものです。
私の音楽系活動で使っている楽器は、二十年前に買ったボロボロの初心者向けです。その楽器で弾いた動画がyoutubeで○○万回の再生回数をたたき出すのです。
今日はこれくらいにしておきましょう!
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<今日のワンポイントアドバイス>
現時点で、何者でもないあなたが、クリエータになれるための第一歩は、一冊のノートを作ることです。
サイズは、手帳サイズでもA5サイズでもいいですが、あまり大きなものは「すぐに取り出して書く」「できれば持ち歩く」ができないので、コンパクトなものがいいでしょう。
そして、そのノートには創作のアイデアや思いついたことをどんどん書き込んでいきます。
だいたい1年くらいかかってノートがいっぱいになると思いますが、ノートがいっぱいになったら、或いは季節や節目ごとに、もう一度最初からノートを見返して、書いてきた記事のうち、「どれが完成したか・実現したか」を振り返ってみてください。(丸をつけたりします)
1年かかって、実現度合いを調べると、私の場合は約1割~2割くらいでしょうか。でも、実現していないからといって凹む必要はありません。残りの8割は
「あなたがやるべきことで、まだやってないだけ」
なのですから。つまり、今日からでも出来ることは山ほどある、ということです(^^
☆この講座では、読者のみなさんからの素朴な質問などもお待ちしています。可能な限り、何らかの回答をしてゆきたいと思っています。
では次回をお楽しみに!
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