これまで一応本らしいものを作ってきて、フォトzineにも挑戦しました。ということで、今回からちょっと違うジャンルのzine作りを演習してゆきたいと思っています。
それは、音楽zine!!!
簡単に言えば、冊子としてのzineに付録でCDを付けるということを想定してのzineワークショップです(^^
冊子にCDを付ける方法は、いろいろあります。たとえば、手間をかけたくなければ、市販の紙製CDジャケットなんかがありますので、そういうのを貼り付けたり、挟み込んでしまえばいいですね。
↑100円ショップなどでも売っている「紙製ジャケット」。貼り付けたりすればOK。
しかし、買って貼るだけでは面白くないので、せっかくですからいつものように紙工作で作ってしまいましょう。
それでは、紙ジャケットの作り方!
<ワークショップ> CD用紙ジャケットを作ろう
まず、ちょっと縮小されていて読みづらいですが、ブログの写真は拡大できますので、拡大して見てくださいね。
A4用紙を半分に折って、図のように一部カット、一部折り目をつけておきます。
①端から4センチでカット。
②周囲は2センチ・2センチ・2.5センチで仮に折っておく。
(2.5センチの箇所が、ジャケット封筒の『フタ』になります。2センチのままでもいいですが、ちょっと短いのでフタしづらくなりますから、心もち長めに設定しています)
私はいつも、2つ折のまま、カットしてしまいます。はさみでサクっと切ってしまいます。はじっこの斜めカットについては次の図で説明しますが、まあ、だいたい上の写真のように切ります。
二つ折からの展開図が↑これ。
実際には、折ったまま切りますが、それぞれのパーツがどういう役割を果たすのかわかりやすいように、説明を入れています。
横のふたと下のふたは、糊付けしてしまいます。
CDを入れるところは、やや斜めにカットしたほうがCDを入れやすくなります。封筒とおんなじです。
下のカットも、ほんの少し斜めにしておくと、重ね部がはみ出したりしないのでキレイに仕上がります。
「ひみつの役割」と書いてあるふた状の部分は実際にはふたとして使いません。
この部分は、ふつうのCD紙ジャケットとして使うときには切り落としてしまってください。必要ありません!
ひみつの役割は、zineを作る時にだけ必要なのです(笑)
だから「ひみつの役割」(^^
完成すると、↑こんな感じになります。
この写真は表からみた写真なので、横と下は既に糊付けされています。上はフタになって向こう側へ折りこまれています。
わかるかな?(^^
左はじにべろんと出ているのが、「ひみつの役割」のところです。
さあ、ではこのジャケットを中綴じzineに組み込んでみましょう!!!
A5版中綴じzineに組み込んだところ。青いのがジャケット。白いのがzine本体だと思ってください。
ね?きちんと綴じこまれているでしょ?
仕組みは↓のようになっています。
はい!これで「ひみつの役割」のやくわりがわかりましたね!そうです。このベロ(タブ)は冊子本体と一緒にホチキスで綴じ込むための橋渡しの役割になっているわけです。
もちろん、ホチキス止めをせずに、ふつうのCDジャケットとして製作して冊子に糊付けでもかまいません。
でも、↑のほうが
「綴じ込み付録」
っぽくていいでしょ?
というわけで、まずは手近な紙を切ったり貼ったりして、紙製CDジャケットの作り方をマスターしましょう!!!
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