2012年3月14日水曜日
ポジティブに生きるためには? ポジティブに生きる方法
最近、というか以前からなのですが、いろんな相談ごとを受けるのが私の体質のようで(^^
人生相談もあれば、なにか仕事の方法論的なものもあるし、友人関係のちょっとしたこととか、それは多岐に渡ります。
基本的に表面的に話を聞いてお茶を濁す、ということはしないので、かなり真剣に回答します。それが、時にはズバズバやりすぎて相手のことを傷つける結果にもなりますが、まあ本人は至って悪気はないのです。
その代わりといってはなんですが、通りいっぺんの答え方はしない分、私自身もいつも本気でぶつかります。
去るものは追わず、来るものも拒まずです。
あ、ちなみに私信ですが、わたしは全然怒ってもいないので、何かあればいつでもどうぞ。わたしはちっともこだわっていません。
↑誰に言ってるんだか(笑)
さて、あいも変わらずすっごく生きづらい世の中ですね。特に昨今は仕事の面で、日本経済が微妙なせいでとても大変な時代になってきたと思います。
プライベートでも、仕事上でも生きづらい、がんばりづらいという人が増えている気がします。
そんな現代の事情をまあまあ的確に書いている記事をみつけて、ひさびさに「おっ」と思いました(^^
雑巾掛けも楽しくなるポジティブ心理資本とは
http://president.jp/articles/-/9289
プレジデントさんからの記事ですね。
一見すると流行の「なんでもポジティブに考えたらうまくいくぜベイベ」論について書かれているようですが、もうちょっと奥深かったのでチェック。
私は「なんでもポジティブ」論は実は嫌いです。私の言いたいこととリンクしている部分もあるのですが、無理やり「明るく元気にポジティブに」ふるまうのは、本質を理解していないとイタいだけです(苦笑)
さて、記事では「昨今の会社人は、何をどうしてよいかきちんと上から教えられず、混沌としているのだけど、でも明るく元気に人生・会社設計をしてゆかなくてはいけない」像を押し付けられている、という話でした。
で、どうしたらいいのか。
著者さんの論は4つです。
①価値観を絶対化せずしなやかに考える。かつ逃げない。
②いち会社に依存せず、いろいろな組織環境とかかわってゆく。
③自分の経験をストーリー化する。
④社外のネットワークをつくる。
まあ、私個人としては、この4点にとても共感したので、記事を紹介したわけです。
まず、①ですが、単なるポジティブシンキングへの批判ですね。「なんでもボクはうまくいく。ワタシはきっと大丈夫」というポジティブさは、それ自体はよしとしても、実は「現実から目を背けるだけのむなしい逃げ」になっている場合がある、ということです。
なので、「逃げない」は大事。ポジティブでありながら、事実もきちんと受け止め、それをまた理解・挑戦・クリアする姿勢がポイントだと思います。
自分の汚い・気持ち悪い部分、哀しい部分を受け止めて、乗り越えなくとも、せめて場に応じてコントロールしたいなあ!というポジティブさですね。大事なのは。
②なんかは、私が常にやっていることで、以前のブログにも書きましたが、私のアバターはいろんなところで活躍しています(笑)
会社人としての私は、ワタシを構成するいち要素でしかありません。
③はつまり言い換えれば「オンリーワンとしての自分」像を作ることですね。他者との差異、なんてことばで記事では書かれていましたが、自分の歴史は、自分だけのもので、全くおなじ歴史をたどる別人はいません。
そこをどう意識するかです。
私はよく、「自分は文化を残せているか」ということを考えています。形あるもの、作ったものはかならず滅びますから、「オレはこれを建てたんだ」とか「これを作ったのはオレだ」という感覚も大事ですが、実は永久不滅ではありません。
しかし、文化を作れば、それは形あるものではないので不滅です。文化として伝達されつづければ、永遠に残る何か、に関われたことになるからです。
しあわせなことに私のアバターは、括弧とした文化を築いてくれましたので、私は心おきなく死ねます(笑)これまた幸せなことに、私にはわたしより上手な弟子がいるもので。
(まあ、まだまだやるべきことが残っているので、そう簡単には死にません)
④の「社外ネットワーク」は言い換えれば、自分の身近な環境以外のネットワークを作る、ということでもあります。
ママさんだったら「ママ友」の世界以外ともつながっておくことですし、学生さんだったら「学生以外」とのネットワークでもあります。
まあ、ここらへんはよく言われることですね。
私自身は、かなりポジティブな人間なので、(とはいえ、昔はめちゃくちゃ神経質で、中学校の担任と折り合いが悪く胃潰瘍になるようなヤツでした)たいていのことには動じないし、悩みません。
宗教家ではないのでへんてこな言い方ですが、ある意味「悟り」を開いたような境地です(笑)
そういう気持ちになるのは難しいことと思われるかもしれませんが、けっこう簡単です(^^;
表面的に言えば「やりたいようにやればいい」のです。ただ、コレも誤解を招く言い方なので気をつけたいところですが、ヒトは「やりたいことをやった」結果、最悪の事態に直面して強くなったりするという側面もあります。
そこで逃げてしまったら、やっぱり「悟り」にはたどりつけないかも(笑)
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