2012年2月27日月曜日

「はじめてのzine」ワークショップ第五回 『zineのラフスケッチを作ろう』の巻

こんばんは

少し時間があいてしまいましたが、第五回のワークショップです。お待たせしました(^^

前回、真っ白なA4用紙を折って、中綴じホチキスで止めるところまで演習したので、「まっ白なA5版zine」がとりあえず(笑)出来ていると思います。

この「本の形をした白いモノ」というのは、とても大事で、実際にzineを作る際の「ラフスケッチ」の役割をしてくれます。というのも、A5版1ページの紙や、ワープロで入力する際の1枚のフォーマットでは、「見開きにしたときの位置感覚」をうまく掴むことができません。

そこで、実際に本の形になったモノを使って、「ああ、見開きで見るとこんな感じかな」と下書きをしてゆくことが重要になるわけです。


<ワークショップ> zineのラフスケッチ(下書きzine)を作ってみよう!


イメージ 1

↑ フォトzineなんかを作る場合には、こんな風に「コマ割」風に配置してみると、写真を置く位置や、文字を入れる位置などを仮にはめ込むことができます。

もちろん、ラクガキ程度でOK!しかし、こんなラクガキが、次のイメージを広げるのにつながります。

イメージ 2

↑おなじく、前回作った「A5版の白い本のようなモノ」(笑)に書いた表紙のラフスケッチです。

こんな風にざっくり描いておいて、コンピュータで仕上げると、

イメージ 3

↑こんな風になります(^^


こうして見比べると、「パソコンでかっちり作りこんだものも良さがある」し、逆に「タイトルなんかは手描き文字のほうが味わいが出るんじゃないか?」とか、いろんなことが見えてきます。

ここから先は、作り手のセンスや感覚の問題なので、いろいろ試して自分なりの発見を楽しんでみてくださいね!

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パソコンを使ったzineもいいですが、手描きのzineもなかなかのものです。

イメージ 4

これはZINE専門店「Books DANTALION」の店主さんが制作なさった手描きzineの名作「骨太なzineの話」です(^^

ダンタリオンさん
http://www.books-dantalion.com/


zineとは何か、zineの簡単な歴史について説明が書かれている「zineの超入門書」のようなzineです(^^

中身はこんな感じ↓で、オール手描きです。

イメージ 5


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zine作りの使えそうな素材がぱっと思いつかない場合は、手元にあるデジカメの写真、ケータイの写真などを使って「フォトzine」を作ってみてはいかがでしょう。

練習なので、出来栄えはともかく、まずは並べて配置してみたり、レイアウトをいろいろいじくってみることからはじめましょう。


<ワークショップ> 写真や簡単なことばを使ってフォトzineを作ってみよう

というわけで、言いだしっぺの私も、そこらへんにあった素材でzineを作ってみました(^^

最初にお断りしておきますが


なかなかひどいデキです(爆笑)


素材は、本業の仕事で使った取材写真のあまりものみたいなヤツで、書き加えたことばも、ことばと言うより、「漢字」だけなので、ええかげんにもほどがあります(笑)

しかし、どうせいい加減なら、とことん怪しく作ってしまおう!という遊び心で、


日本好きな外国の人が作った外国の人向けのzine


みたいになってしまいました(^^

「侍」とか「浅草」って書かなかっただけマシかも(苦笑)

まあ、こんなかんじ。

イメージ 6

和、って(笑)

イメージ 7

↑単語に意味はありません。イメージに添った漢字を並べただけ。

でも、まあ、なんとなくアートっぽくみえてしまうからzineのちからは恐ろしい(^^


というわけで、フォトzine、試してみてくださいね。



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