少し時間があいてしまいましたが、第五回のワークショップです。お待たせしました(^^
前回、真っ白なA4用紙を折って、中綴じホチキスで止めるところまで演習したので、「まっ白なA5版zine」がとりあえず(笑)出来ていると思います。
この「本の形をした白いモノ」というのは、とても大事で、実際にzineを作る際の「ラフスケッチ」の役割をしてくれます。というのも、A5版1ページの紙や、ワープロで入力する際の1枚のフォーマットでは、「見開きにしたときの位置感覚」をうまく掴むことができません。
そこで、実際に本の形になったモノを使って、「ああ、見開きで見るとこんな感じかな」と下書きをしてゆくことが重要になるわけです。
<ワークショップ> zineのラフスケッチ(下書きzine)を作ってみよう!
↑ フォトzineなんかを作る場合には、こんな風に「コマ割」風に配置してみると、写真を置く位置や、文字を入れる位置などを仮にはめ込むことができます。
もちろん、ラクガキ程度でOK!しかし、こんなラクガキが、次のイメージを広げるのにつながります。
↑おなじく、前回作った「A5版の白い本のようなモノ」(笑)に書いた表紙のラフスケッチです。
こんな風にざっくり描いておいて、コンピュータで仕上げると、
↑こんな風になります(^^
こうして見比べると、「パソコンでかっちり作りこんだものも良さがある」し、逆に「タイトルなんかは手描き文字のほうが味わいが出るんじゃないか?」とか、いろんなことが見えてきます。
ここから先は、作り手のセンスや感覚の問題なので、いろいろ試して自分なりの発見を楽しんでみてくださいね!
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パソコンを使ったzineもいいですが、手描きのzineもなかなかのものです。
これはZINE専門店「Books DANTALION」の店主さんが制作なさった手描きzineの名作「骨太なzineの話」です(^^
ダンタリオンさん
http://www.books-dantalion.com/
zineとは何か、zineの簡単な歴史について説明が書かれている「zineの超入門書」のようなzineです(^^
中身はこんな感じ↓で、オール手描きです。
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zine作りの使えそうな素材がぱっと思いつかない場合は、手元にあるデジカメの写真、ケータイの写真などを使って「フォトzine」を作ってみてはいかがでしょう。
練習なので、出来栄えはともかく、まずは並べて配置してみたり、レイアウトをいろいろいじくってみることからはじめましょう。
<ワークショップ> 写真や簡単なことばを使ってフォトzineを作ってみよう
というわけで、言いだしっぺの私も、そこらへんにあった素材でzineを作ってみました(^^
最初にお断りしておきますが
なかなかひどいデキです(爆笑)
素材は、本業の仕事で使った取材写真のあまりものみたいなヤツで、書き加えたことばも、ことばと言うより、「漢字」だけなので、ええかげんにもほどがあります(笑)
しかし、どうせいい加減なら、とことん怪しく作ってしまおう!という遊び心で、
日本好きな外国の人が作った外国の人向けのzine
みたいになってしまいました(^^
「侍」とか「浅草」って書かなかっただけマシかも(苦笑)
まあ、こんなかんじ。
和、って(笑)
↑単語に意味はありません。イメージに添った漢字を並べただけ。
でも、まあ、なんとなくアートっぽくみえてしまうからzineのちからは恐ろしい(^^
というわけで、フォトzine、試してみてくださいね。
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