2025年7月31日木曜日

ワンポールチェア(一脚椅子)を自作してみよう!

 

 先日、大阪万博へはじめて遊びに行ってきて、なかなかの「ながーい待ち行列」を目撃しました。


 うちの家族としては、「まずは行列が少ないパビリオンへ飛び込もう!」というコンセプトで動いていたので、長蛇の列に並ぶということはほとんどなかったのですが、大人気のイタリア館などは「最大4時間待ち!」みたいになっていて、仰天しました(^^;


 さて、そんな長い行列では、たったまま「待つ」というのがかなりの苦行なのですが、みなさん「小さい折りたたみイス」とか「伸縮する簡易イス」みたいなのを持ち込んでいて、工夫をこらしていたようです。


 そういういろんな「簡易イス」を見ていて、次回に来るときは何か用意したほうがいいのかな〜、なんて思っていたのですが、ネットで「簡易折りたたみイス」を検索していると、面白いコンセプトのものが多数あるようですね。


 なかでも「これは面白そう!」と思ったのが



 こういう「ワンポールチェア」「一脚イス」です。



 構造的には伸縮できるポールに、布製の「自転車のサドル」みたいなのがついていて、カメラの一脚(モノポール)のように、地面に押し当てることでバランスを取るものです。


 イスの場合は、「ポール」と「両足」を三角形にして、ちょうど三脚のように使うと、安定して座れることになります。


 市販されているものは、伸縮できるポールになっていて「コンパクトに収納」できるわけですが、木工自作派としては


「これは作れそう!」


ということで、さっそくやってみました。



 伸縮なしですが、「5分で作れるモノポールチェア」です。


 今回は、40ミリ✕20ミリのしっかりした棒材を使いました。


 ◆ おしりが乗っかる座面は、250ミリ〜の長さにします。あんまり長いと可搬性が失われます。

 ◆ ポール部分の長さは「自分の股下長さマイナス100ミリ」がちょうどいいです。

 ◆ 私の場合は股下700ミリなので、600ミリの棒の長さにします。

 ◆ 座面下の支え材は、60ミリ✕2くらいで。お好み。



◆ ビスはステンコーススレッド57ミリ 2本打ち。

◆ 座面はおしりが直接当たるので、面取りします。



◆ 座面下の支えがないと「強度に不安感が出る」ので、あったほうがガッシリします。(ボンド付けだけで持ちこたえます。お好きな方はビスで強化してください)



 さて、今回のワンポールチェアは、「そこらへんの木材で5分で作れる」のをコンセプトにしているので簡易的ですが、ノコで切って、ボンドでつけて、ビスでもむだけなので、すぐ出来ます。まいどおなじみ廃材利用です。


 もうちょっと凝ってみたい方は「座面の形状」を工夫してみてください。より、「おしりが痛くならない」ものが作れると思います。


 今回のものだと「棒状の座面に乗るだけ」なので、10分くらいであればぜんぜん大丈夫ですが、長時間だとおしりに食い込んできて、どんどん痛くなるかもしれません(笑)


 それでも「ちょっと腰掛けたい」ときは、めっちゃ便利ですので、ぜひお暇なときにお遊びがてら作っておくとよいでしょう!


 おすすめ!






 

2025年7月12日土曜日

【レビュー】 ダイソー 2025年キャンプギアの新作?! ついに出た「寝袋」「シュラフ」

 

 毎年、キャンプファンを唸らせ続けているダイソー(100円ショップ)のキャンプグッズですが、なんとこの夏


「寝袋」(シュラフ)


が登場しました!! まさに100均キャンプギアのラスボスかもしれません。


 


 初心者からでも利便性の高い「封筒型シュラフ」です。 価格は1000円。安い!!


 ネットで最安値シュラフを探しても、おおむね2000円くらいはしますから、恐ろしい価格破壊であることは確かです。ホームセンターで売ってるノンブランドものでも、3000円くらいはしますね。



 サイズは70センチ✕180センチ。当然開くことができて、なおかつ2枚買えば連結が可能です。最近の封筒型の基本スペックは、クリアしてきています。


 逆に、おそろしいわ!!!


 


 全体像はこんな感じ。広げてみました。ふつうのシュラフです。たしかに、数千円のものと比較するとペラい感じは否めませんが、んがしかし!!



 細部を触ってみると、意外としっかりしているというか、厚みもあるんですよね。



 写真で伝わるかわかりませんが、ふわっと分厚い感じ(あくまでも値段のわりには)もあるのです。




 なぜか、チャックの開き止めがしっかり装備されています。(そこにコストかける意味がわからん)


 縫製の甘さ、というか、もともとの生地の繊維のほつれ具合みたいなのは、写真に写っているとおりです。このあたりは逆に「ああ、1000円だもんね」と安心します(笑)



 ケース(袋)に収納すると、しばるための紐が持ち手にもなります。プラスチックのコードストッパーもついていますから、ワンタッチで止められます。



 スペック的には


■ ダブルジッパーで、足元や腹部のみも止められる

■ 2セット買えば合体できる

■ 手洗いだけど、洗濯OK

■ 表も裏も、綿も、ポリエステル100%

■ 18℃以上で使ってね。防寒用ではありません。


ということだそうです。


 ダイソー装備で冬キャンプに行くツワモノはさすがにいないと思うので、初心者か「あえての玄人」による春〜秋キャンプにはバッチリ使えるでしょう。


 あるいは車のトランクなどに、1個積んでおくと、非常時などに役に立つかもしれません。


 いや〜1000円か〜!すげえな〜。1000円だぜ〜(くどい)




 


2025年7月8日火曜日

【Puppylinux備忘録021】ChromeOSの構造を探る

 

 今回はちょっとした研究というかお遊びです。

 ChromeBookなどに代表されるChromeOSが、内部的にはLinuxなのは有名ですが、基本的にChromeBookなどを使っている限りでは、あまりLinuxらしさを実感することはできません。


 その理由は、Chromeというブラウザに全振りしているからで、それ以外のソフトウエア(アプリ)は、おまけ扱いのようなユーザーインターフェースになっているからです。


 まあ、表に見える限りではChromeしか意識させない、という作りになっているのはご承知の通り。もちろん、裏設定を触ってゆけば、Linuxとして動作します。


 さて、ChromeBookを触っていると、その「内部構造」には触れられないのですが、私が常用しているChromeBook機種は、改造してChromeOSFlexが動くようになっているので、当然、別のOSも動きます。

(自動更新の年限が来たChromeBookは、ライトプロテクトを外せば独自のBIOSを載せられるのです)


 そこで、今回は、「通常はChromeOSFlexが動いている、元ChromeBookを、PuppyLinuxで起動させる」ということをやってみました。


 そうすると、かなり面白いことがわかりました。



 ChromeOSFlexをインストールすると、そのマシンはChromeOSFlex専用機として、いわば乗っ取られますから、内部構造はChromeOSに縛られます。

 そのことがわかるのが、ドライブの構成。


 左から「mm1p1」「mm1p3」「mm1p5」「mm1p8」「mm1p12」というドライブが見えますが、これらがChromeOSFlexの格納状態です。

 右端の「sda」は、今回PuppyLinuxを立ち上げたUSBメモリドライブですから、これは直接ChromeOSとは無関係です。


 まず、ChromeOSFlexは5つもドライブを作っているのか!というのがまず驚き。インストール時にパーティションを分けまくってるんですね。


◆ mm1p1の内部


マウントされると「mmcblk1p1」というフォルダになっています。mmc・ブロックですね。ここが本体だと思います。



◆ mm1p3とmm1p5の内部


 この2つはマウントできず、ROOT-A とROOT-A が割り当てられているようです。


◆ mm1p8の内部


 ここにはLost+Foundフォルダだけがあります。


◆ mm1p12の内部


 ここにはefiフォルダとsyslinuxフォルダがあります。ブートローダ関係。



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 マウントされるのがmmcblk以下なのは、元のChromeBookがeMMC仕様だからだと思います。

 ようするにeMMC16GBの物理ドライブがあり、ChromeOSFlexがインストールされると、そこを5つのパーティションに分けてインストールされている、ということです。


 ところがどんどこしょ。


 本当はChromeOSFlexの場合、12のパーティションが作られるようです。だから数字もmm1p12まであるのですね。

https://www.chromium.org/chromium-os/developer-library/reference/device/disk-format/


に詳しい解説がありますが、たとえば2と4と6のカーネルは見えていないとか、9と10のリカバリー用miniosとか11のpowerwash関係のパーティションが見えていないこともわかります。


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 PuppyLinuxの場合、もちろんパーティションも触りますが、せいぜい本体とスワップ領域くらいをわかっていれば大丈夫なので、12も専用パーティション構造があるのは、とてもおもしろいです。


 なんでもChromeOSというのは、一つのOSの中に2つのChromeOSが含まれていて、差分を感知したり、一方が途中でバージョンアップしたりしているとか。


ほえええ。すごいねえ。見かけよりも本当はずっと軽量なのかもしれないですね。


さすが商用というか、民生用というか、信頼性アップのために何重にもしかけを作っているあたりは本気度を感じますね。


(PuppyLinuxなんて、容量を削ることしか考えてないのでww)



 


2025年7月5日土曜日

【Puppylinux備忘録020】 PuppyLinuxのUSBドライブ運用で、肥大化させない方法!

 

 あまりにもアホすぎて、自分でも笑ってしまうしかないのですが、今更ながら


 PupyLinuxのUSBドライブが巨大化する問題


について、「あ!そうだ!」とその方法に気づいてしまいました。



 知っている人にとっては「なーんてことない話」なのかもしれませんが、逆に今までなぜ気づかなかったのか?と自分が空恐ろしくなります(^^;


 これ、どういう話かというと、PuppyLinuxはUSBメモリにインストールすると、そのままUSBメモリだけで作動させられる個別の環境になるのですが、PuppyLinuxは、本体がごく小さく、メインメモリにすべてを一旦全部放り込んで動作するため、めちゃくちゃ速いという特徴があります。


 逆に、メモリ内部で完結しているため、仮にそのPupyLinux上でなにかファイルを生成しても、そのままでは「実態としてはメモリ内部に存在するだけ」で、どこにもファイルは保存されていません。


 なので、PuppyLinuxでは、「定期的、あるいは任意の時に、ファイルを実際のUSB側に書き出す」という作業をしたり、「電源を落とすときに、今日のすべての書き換え、変更を保存する」という動作をさせます。


 逆に言えば、保存作業をしなければ「立ち上がったときのクリーンな状態」をいつも維持できるので、この構造は良し悪しですが、おもしろいと思っています。


 さて、たとえば今私がPuppyLinuxを立ち上げた環境だと



 2GBのUSBドライブにPupyLinuxが入っていて、実際には1.2GBぐらいしかシステムに使っていないことがわかります。

 ところが、最初は1.2GBだとしても使っているうちにファイルが増えるので、総量が増えてゆきます。

 仮に何かをインストールすると、このUSBメモリの内部の量も増えてゆくわけですね。(当たり前)


 で、その容量がどれくらいあるか、保存ファイルの領域がどれくらいあるかは、



 赤い矢印の部分に「緑色の入れ物」のアイコンがあるので、ここでわかります。緑から黄色になり、赤色の入れ物になると「容量がありませんよ」というわけです。


 ただしこれはPupyLinux内部の「保存領域」の話で、通常は512MBで、任意に増やすことができます。ただし本物のUSBメモリの総容量を超えることはできません。


 PupyLinuxをUSBドライブ運用していると、ここがどんどん肥大化してゆき、1GBとか1.5GBとか、しだいにでっかくなります。


 問題はこのファイル容量がでっかくなると、毎回あるいは任意の「保存」時間の際にも、ファイル容量に応じて「保存時間が長くかかる」ようになることです。


 要するに、PupyLinuxはシステムがまるごとメモリ内にいたのを、USBに戻すので、システム全体が肥大すると書き戻すにも時間がかかるようになるわけです。ああ、めんどくさい。



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 まあ、原理的にPupyLinuxはそういうしくみになっていて、保存領域が肥大することは、まあ「仕様です」なのですが、考え方を整理すると、


「あれ?なんでもかんでも肥大化させなくてもいいんじゃない?」


ということに気づきました。


 どういうことか整理しますと、


◆ PupyLinuxにインストールした新しいソフトウエアなどは、もちろんシステムに組み込まれるから、保存領域内部に入り込んでも致し方ない。ていうか、それで正しい


ということがまず一点です。ところが


◆ システムに組み込まなくてもいい、ただの生成ファイルであれば、別に毎回メモリ内、システム内に置いておいて起動や終了ごとに出し入れしなくてもいいんじゃない?


ということなんです!


 たとえば


◆ ネットから拾ってきた画像とか、ソフトウエアで作った文章とか、作成したテキストファイルとか、そういうものは、システム内部に保存する意味がない


ってことです。



 たとえば例ですが、今回画像をキャプチャしたファイルは左上の「フォルダ」という内部に生成されています。


 ここに置いてあるかぎりは、起動ごとにロードされたり、またUSBに書き戻されたりするわけです。無駄ですよね??領域もでかくなるし。


 そこで、「フォルダ」の内部をできるだけクリーンにするには、生成されたファイルを



 普通に左下のほうに見えている「ドライブアイコン」のうち、USBドライブをマウントして、そこに「移動」させればいいのです。


 3つめのドライブなのは、通常このPCではWindowsが動いていて、sda1とsda2ドライブは固定になっているからです。


 これも面白くて、USBで起動しているのに、デフォルトでこのUSBドライブはマウントされておらず、中身も認識していません。(言ってることわかるかしら??)


 で、改めてクリックすると「マウント」されるので、そうすると普通にアクセスできますから、生成されたキャプチャ画像ファイルを、そっちへ持って行けるのです。


 そうするとUSBドライブに保存されているファイル容量としては総量は同じだけれど、PupyLinuxのシステム保存容量は「増えない」んですね。

 システムの外にファイルを持っていったから!!


 この方法だと、PupyLinux内部にある「ダウンロード」フォルダの中身なんかも、任意で外へ移動させることができます。


 こうして


◆ システムにインストールしたファイル以外は、全部保存領域外へ持ち出せる


ということが可能になるのです。


 ブラウザの一時ファイルとかキャッシュなどは、どうしても溜まってゆきますが、それ以外の生成したファイルはシステムに残さないので、保存時間も短いままでOK。


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 なおかつ良いことがあって、この方法でシステムの外に出したファイルは、USBドライブを他のパソコンに挿せば普通に読めるんですね。

(PupyLinuxの内部に保存されたファイルは、外部からは読めない)


 なので、PuppyLinux上で仕事をして作ったファイルを、あとで持ち運びして他で作業するときにも超絶便利です。


 ハリウッド映画に「インセプション」という面白いのがあって、夢の中へ何層構造にもどんどん入り込んでゆく話なのですが、まさにPuppyLinuxでも同じようなことができるのです。


 PuppuLinuxというシステムの「中」へ入り込んでゆくこともできるし、そこから「外」へファイルを送り出したりもできる、というわけ。


 この重層構造は、ほかのLinuxではあまり見られないタイプなので、ぜひPuppyユーザーはこれを活用してみてください。



 おしまい。




【Puppylinux備忘録019】BookwormPup64 を使ってみた!

 

 だーいぶほったらかしにしていましたが、いちおうPuppyLinuxの最新版とされる


 BookwormPup64(32もある)


を使ってみました。



 インストールについては、これまでとほとんど変わりません。パピーの本家のサイトからISOイメージをダウンロードしてきて、DVDなりUSBに焼くだけです。


パピーリナックスのサイト

https://puppylinux-woof-ce.github.io/


 日本語化の方法が、これまでとはほんの少し違い、lang_pack_ja-2.1.sfs を活用させてもらうやり方から


https://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?t=3642


フォーラムの lang_ja-r*.pet をお借りします。Ver7〜9くらいまであるようです。


 さて、ここのところPuppyLinuxのベースはUbuntuなどが多かったのですが、今回はDebianだそうです。


◆ Xenialpup 7.5  → Ubuntu 16.04 Xenial Xerus

◆ Bionicpup64/32  → Ubuntu 18.04 Bionic Beaver

◆  Fossapup64  → Ubuntu 20.04 Focal Fossa

◆ S15Pup-22.12  → Slackware15

◆ F96-CE  → Fossapup64の最終更新版(改良版)

◆ BookwormPup64  → Debian 12 BookWorm


 今回からパッケージ管理にaptが使えるそうで、petも併用できるようです。


 しばらくDebian使ってなかったもので、apt-get がいつのまにかaptになっているのも、今回知りました。わはは。



 さて、使用感ですが、なんか体感的には「軽い」です。一時期、BionicとかFossaあたりで「重くない?」みたいな印象になっていたのですが、これだけバージョンが上がっても、キビキビ動いています。


 私はかなり古いマシンで動かすことが多いので、「軽い、速い」ということは助かります。


 (ただし、全体の容量そのものは、すこーしずつ増えています)


 デフォルトのブラウザはFirefoxです。このあたりは好き嫌いが分かれるかも。


 すっごい正直なことを言えば、実は最近はChromeBookもしくはChromeOSFlexに「総くら替え」しており、PuppyLinuxを触ることも激減しておりました。


 というのも、いろんなところで書いていますが、


 「シングルコアではなく、メモリが2GB以上ある」PCの場合は、ぶっちゃけ開発などをしない普段使いだとChromeOSのほうがはるかに速いからです(爆弾発言)


なので、これを言い換えたら


 「シングルコアで、メモリが1GB程度」のPCではPuppyLinuxは最速


だったわけですが、もはや中古のお古でも、こんなマシンを使っていることはないので、そもそもPuppyLinuxを使う動機が存在しないわけですよ・・・。


 なので、Windows7・8 あたりが動いていたマシンの代替としては、ふつうにChromeOSFlexを勧めるし、肥大化するPuppyLinuxを選ぶ意味がどんどん薄れてゆくわけです。


 もちろんやりたいことによってはLinuxのほうが向いていることもあります。ChromeOSはCDRとか焼けないしね。


 ところがこれも時代が変わって、CDRやDVDRを焼く、という行為も先行きが怪しくなっています。ブルーレイなんか、DVDより先に製造中止とか廃盤になっていきよるくらい。意味がわからん。


 そうなると、Linuxを使うには「DTMをフリーソフトでやりたい」とか、「マジで開発とかやりたい」みたいなコアな使い方に寄っていく一方で、


「ブラウザ見れて、youtube見れたらいいわ。あとnoteとブログ書けたらOK」


みたいな感じだと、本当にブラウザだけ動けばなんでもよくなるわけです(苦笑)


 そういう意味ではChromeBookは、よく出来ているし、めちゃくちゃ狙い目がビシッと定まっている感じがします。


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 というわけで、Puppyは「昔の彼女」みたいな扱いになっていますが、きっと最新版になっていいところもたくさんあると思うので、いろいろいじってみます。



★余談

BookWormPup32はPAEなし機種では動かないみたい? 起動させてみたけれど、途中で止まりました・・・。



 

2025年5月17日土曜日

【レビュー】 ダイソーのフィラメントランタンで「紅の豚」ごっこができる! 550円!

 

 ダイソーのキャンプグッズは近年めっちゃ充実していて、次々にいろんな商品が登場しています。

 そんな中、新たに見つけたのがこのランタン!



 550円の「フィラメントランタン」という商品ですが、デザインがかなーり古めかしいのが特徴です。

 構造そのものは最新式といってもいいLEDフィラメントの光源で、単4電池2本で動作します。

 よーく実物を触ってみると、ほぼすべての部品がプラスチックでできていて、「しょぼい」のですが、パッと見の雰囲気が抜群なので、つい買ってしまいました。


 そしてなんと、あのスタジオ・ジブリの名作「紅の豚」ごっこができるのです!!



 ↑これ(笑)  ★出典はスタジオ・ジブリ「紅の豚」より



 ほら!夜になるといい感じでしょう?


「オレは、ただの豚だ」


とか言いながら、キャンプの夜が楽しくなること間違いなしです。


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 さて、真面目にレビューです。



 夕暮れだとこんな感じ。比較的新しい素材である「LEDフィラメント」を使っているので、炎のような暖色系の色が出せます。

 ものすごく明るいわけでもなく、ほどよく昔のランプの再現ができる感じですね。




 説明もシンプルです。単4電池2つで動作して、底面にスイッチがあるだけです。

 ホヤもプラスチックで、かなーりフェイクなので、形だけ再現されています。

 輪っかみたいなところは「ただの持ち手」なので、それ以上のギミックなどはありません。

 ほんとに、持つだけ、です(笑)


 雨が降って来たら、直接電球にかかってしまうので、雨天時は屋根があるところで使用するのが良さそうですね。

 オリジナルのランプを再現するあまり、「吊り下げフック」などもありません(笑)


 連続点灯時間48時間とあるので、けっこう電池は持ちそうです。


 以前にレビューした330円のLEDフィラメントランタンと比較してみましたが、


 あちらは電池3本で電圧が高いからか、明るさには違いがありました。



← 左、今回の「豚ランタン(笑)」

→ 右、前回の330円ランタン ”Simplish”


 豚ランタンのほうが、やや暗いです。




 それでも十分、ランタンとして活用できますので、ぜひ楽しんでみてくださいね!



2025年5月10日土曜日

【レビュー】330円で使える!ダイソーの「2WAY LANTERN」はコスパ抜群のアウトドア&防災アイテム

 

 前回の記事に続き、もう一つ持っていったのがこちらのランタン!


 トイレ棟や炊事棟がテントから離れているので「懐中電灯にもなる」というところにも惹かれて持ってゆきました。こっちもレビューです。



■ 製品概要

  • 商品名:2WAY LANTERN(2ウェイランタン)

  • 価格:330円(税込)

  • 電源:単四電池3本(別売)

  • 特徴:ランタンとしても懐中電灯としても使える2WAY仕様

  • 販売元:ダイソー



(全体のデザインはほわっとしたオバケみたいな不思議な形ww)


■ デザインと携帯性

手のひらサイズで軽量、シンプルなデザインが印象的です。上部には吊り下げ用のフックがあり、テント内や室内でも吊るして使用可能。底面を握れば懐中電灯としても使えるため、非常に実用的な設計になっています。

全体としては円錐形なので、その円錐を持つ感じになります。ホールド感は微妙ですが、まあ、ちゃんと持てます。



■ 明るさと使い勝手

明るさは330円とは思えないほどしっかりしています。夜のキャンプサイトや停電時の室内でも十分に周囲を照らすことができ、読書や調理などの軽作業にも対応可能。LEDなので発熱も少なく、安心して長時間使用できます。



(完全に白色LEDなので、キャンプならではの雰囲気は出ません。まっしろです)



(発光部が底面にあり、くるっと回転します。ランタン部を照らすように光らせることもできるし、発光部を露出させると懐中電灯になります)



■ 使用シーン

  • キャンプや登山などのアウトドア

  • 車中泊や非常用バッグの中身として

  • 停電や災害時の備えに

特に防災グッズとしてのポテンシャルは高く、家族分を備蓄しておくのもおすすめです。



■ まとめ

ダイソーの「2WAY LANTERN」は、価格・機能・使い勝手のバランスが非常に優れており、330円というコストでこれだけのクオリティが得られるのは驚きです。アウトドア初心者や防災対策をこれから始める方にもぴったりのアイテムと言えるでしょう。


 何と言っても安くて兼用で使えるので、あって損はしません!キャンプの必須アイテムですね。






【レビュー】330円で買える!雰囲気抜群のLEDランタン「Simplish」を使ってみた

 

 先日のキャンプに持参したグッズで、良かったものを紹介します!


 アウトドアや防災グッズとしても人気のランタン。今回は、ダイソーさんで税込330円という驚きの価格で手に入る「LEDランタン Simplish」を実際に使ってみました。見た目や明るさ、使用感などを詳しくレビューしていきます。




■ 商品概要

  • 商品名:LEDランタン Simplish(シンプリッシュ)

  • 価格:税込330円(ダイソー系列で販売)

  • 連続使用時間:約36時間

  • 使用電池:単3電池3本(別売)

  • 特徴:フィラメント風LEDライト搭載


(発光部は、一見すると頼りなさそうですが、実際点灯すると意外にパワフル)


■ デザイン:レトロな見た目が可愛い

箱から取り出してまず感じたのは、そのクラシカルでシンプルなデザイン。黒いボディに透明なカバーの中にフィラメント風のLEDが灯るスタイルで、レトロな雰囲気を演出してくれます。キャンプはもちろん、ベランダや室内の間接照明としても使えそうです。



(夕暮れ時の様子。ふわっと明るい)


■ 明るさと雰囲気:優しい灯りで癒される

光の強さはプロ向けよりは明るくありませんが、「やさしい光」で、リラックスした雰囲気を作ってくれます。ガッツリの読書や作業には不向きですが、テントの中や寝る前の時間にぴったりです。LED特有の白っぽさではなく、温かみのあるオレンジ色なのもポイント。暖色系で癒やされます。



(完全に日が暮れると、こんな雰囲気)


■ 使用感:シンプルで扱いやすい

電源スイッチは側面にあり、押すだけで点灯します。非常にシンプルで操作に迷いません。本体も軽量で、吊るすためのリングが付いているので、フックに引っ掛けて使うこともできます。



■ 気になる点

  • 防水性は非対応:屋外使用時には雨に注意が必要です。

  • 電池は別売り:使用前に準備しておきましょう。

  • 光量は控えめ:読書灯には不向き。



■ 総合評価

項目評価
デザイン★★★★★
明るさ★★☆☆☆
価格★★★★★
実用性★★★☆☆
雰囲気作り★★★★☆


「330円でこのクオリティなら買い!」というのが率直な感想。実用性よりも雰囲気重視のランタンですが、その役目は十分に果たしてくれます。アウトドア初心者や、ちょっとしたインテリア照明を探している人にはおすすめのアイテムです。


 今回、ランタンをいくつか持ってゆきましたが、光が暖かいので、最もキャンプ向きだと感じました!昔のオイルランタン風なのに、扱いやすいのは便利!




【丹波篠山スイーツ】まるで絵本の世界!「豆畑」のチーズケーキ『チーズのお山』

 

こんにちは、スイーツ好きの皆さん!


今日は、兵庫県丹波篠山にある知る人ぞ知るケーキ屋さん「豆畑(まめばたけ)」の逸品、チーズケーキ(スフレ)『チーズのお山』をご紹介します。見た目からして他とは一線を画す、まるで童話に出てくるようなユニークなスイーツ。うちの息子がどうしても食べたい!と言うので、まるごと買ってきました。


■ 見た目はまさに“お山”!

まずご覧ください、このチーズケーキのフォルム!
まるで黄色くてふんわりした「山」。ドーム型にふっくらと焼き上げられていて、シンプルながらもインパクト抜群です。外側はややしっとりとした質感で、見ているだけで「ふわふわしてそう…」という期待感が高まります。




■ ふわふわ食感がクセになる!

ナイフを入れた瞬間、チーズのやさしい香りがふわっと広がります。中はしっとり&ふんわりとしたスフレタイプ。口に入れると、スーッととろけるような軽い食感と、優しいチーズの味わいが絶妙に広がります。

重たすぎず、甘さも控えめ。だから、1人でもぺろっと食べてしまいそうになる危険なおいしさ(笑)。



■ お土産や贈り物にもぴったり!

『チーズのお山』はその見た目のユニークさと、どこか懐かしい素朴な味わいが相まって、お土産や手土産にもぴったり。箱を開けた瞬間、話題になること間違いなしです。




■ お店情報:お菓子屋 豆畑(まめばたけ)

  • 住所:兵庫県丹波篠山市川北新田52(※詳細な住所はご確認ください)

  • 営業時間:11:00~18:00

  • 定休日:日・月・火曜日

  • 公式サイト/ https://www.mamebatake.co.jp/item1-2.html



丹波篠山へお出かけの際は、ぜひ「豆畑」の『チーズのお山』をチェックしてみてくださいね。見て楽しい、食べて幸せ。そんなスイーツ体験があなたを待っています!


その他、ソフトクリームも絶品!美味しいミルク感あふれるソフトは、関西でも上位に入る美味しさです。


(北海道に住んでいたので、おいしいソフトクリームには目がありません)


こちらもぜひ!



2025年5月4日日曜日

ユニトピアささやま CAMP&VILLAGE 最速レビュー!! 泊まってきたよ!

 

 できたてホヤホヤ! 2025年4月に新エリアオープンしたばかりの


 ユニトピアささやま CAMP&VILLAGE 


でキャンプをしてきたので、早速レヴューです!


 ユニトピアささやま は1973年にオープンした老舗のリゾート・アウトドア施設ですが、さすがに設計が古かったこともあって、現在順次リニューアル中です。


 そこで、2025年4月に新エリアがオープンしたばかりの「CAMP&VILLAGE」にさっそく行ってきました。


 サイトはこちら↓

 https://candv.pgu.or.jp/


 昔からユニトピアささやまには「キャンプ施設」があったのですが、設計が1970年代のものだったので、さすがに現代向きではなく、今年から総リニューアルされています。


 ◆ 全区画 電源付き 無料Wifi完備

 ◆ エアコン完備のANAKURA、ロッジ、キャビン など行くだけお泊りもOK

 ◆ テントサイトは 芝・砂利・瓦チップなど多彩

 ◆ 全区画 車乗入れOK

 ◆ 犬ちゃんOKのドッグランつきプランも


という、超絶今風、現代風の味付けになっています。


 変わり種としては「穴の中で過ごす、ANAKURA」という区画(プラン)があり、



↑こんな土のドームみたいなのの中で泊まる体験ができます。雨の日でもBBQができる屋根付きコンテナもついています。(4名タイプ・隣に駐車スペースも)



 最大宿泊施設は6名タイプのロッジで、ロフトがついていて簡易2階建てのような格好になっています。

 前面が巨大ウッドデッキ(屋根・ひさしつき)なので、こちらも雨の日OKです。(駐車横付けOK)



 このANAKURAとロッジは、その建物だけに泊まるイメージになるため、横の空きスペースに「テント」を持参して張るのにはあまり向いていません。

(もちろん、ソロテントなどの小さいものなら張れますが、基本的には建物内で寝る感じになっています)


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 さて、テント泊キャンパー向けなのは「キャビン」です。今回我が家は、このキャビンタイプを予約して、お借りしました。



 「キャビン」タイプは6畳くらいの小屋(4名定員)にウッドデッキ(屋根付き)が併設されています。小屋内はエアコン・照明があり、内外にコンセントもありました。

 我が家は5人家族なので、4名定員+外にテントを張って分かれるスタイルで今回は計画。


 天候がどうなるかわからないのもあって、フルサイズのテントを持参しました。


 まず、駐車スペースがあり、キャビンという小屋建物があります。その隣にほとんどもう一棟キャビンが建てられそうなくらいの空間があり、そこがテントサイトになっています。



↑これがキャビン。鍵がかけられます。壁に見えているのが、ウッドデッキ側のコンセント。(もちろん内部にもコンセントがあります)



 キャビンとテントの位置関係。持参したテントはスノーピークのアメニティドームLなので、比較的大きいサイズのものですが、ぜんぜん楽勝で張れます。なんならこのクラスのテントが、もうひと張りくらいできますが、当然タープ類を設置してもいいと思います。



 キャビン内部はひろびろ!エアコンが完備なので、真夏などの激暑気候でも大丈夫です。



 駐車スペース方面からみたデッキの様子と、テントの位置関係は↑こんな感じ。

 きちんと目隠しがあるので、お隣さんとのプライベートスペースもはっきり隔離されています。


 とにかく「隣の区画」との境も広くとってあるので、周囲の声や目線が気になることがまったくないのが「現代風」だと思います。



 実は小屋からテントまでの距離も、これくらい離れています。かなり広いテントスペースだとわかると思います。

 向こう側にANAKURAに泊まっていたお客さんの車が見えていますが、こちらともフェンスで完全に仕切られていて、動線もシャットアウト! 区画としては完全に別スペースになっています。


 ウッドデッキ内での団らんはこんな感じ。晴れていたので、この日は外でバーベキューをして、その後で「二次会」と称してお菓子を食べている頃です。

 天気が怪しい場合は、この屋根の下で焼き物ができるので、天候の心配がいらないのは嬉しい施設!


 さて、こちら↓は区画が違いますが、テントサイトのほうの夜景です。
 



 ずらっと色とりどりのテントが並んで、道際にはライトも照らされているので、安心してエリア内を移動できます。




 日中のテントサイトの様子。こちらも区画がよく考えられていて、自分の車を置くと、お隣さんと遮蔽されるような区画デザインになっています。


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 さて、テント泊をする上での重要施設をご紹介してゆきましょう。


 洗い場 (これとは別棟でトイレがあります。ウォシュレットつき)


 




 流し台。


 お湯が出る台もあります!



 意外と重要な「炭・灰捨て場」



 カン・ビン・燃えるゴミなどをいつでも捨てられるステーション。


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 さて、お風呂についてですが、もともと「ユニトピアささやま」には「プール」があって、そこは今改装中なので使えないのですが、もともとプールについていた「シャワー室」が CAMP&VILLAGE 宿泊者向けの専用として使えるようになっています。

 ただ、これも「ユニトピアささやま」ならではの使い方として、敷地の奥にホテル(レイクプラザ)があるので、そこの大浴場を別料金で利用することができます。



 森の奥にたたずむ「レイクプラザ」 水面に映る夜景も美しいのである!!


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 あとは子どもたちにも大人気だった「キャンプエリアの象徴」とも言うべき

 

 ツリーハウス


があります(^^





 でっかいブランコもあるよ!


(これらのツリーハウス群は、キャンプ場利用者専用施設なので、この他にもユニトピアささやまの通常アクティビィティ施設がいろいろあります。詳しくはHPをご参照ください)



<全体の感想>


 エリア内の動線や、キャンプに必要な配慮が行き届いていて、心地よく遊べる施設だと思いました。


 また、ひとつひとつの区画が広く、配置もよく考えられていると思います。

 食材の購入などはできませんが、BBQ台のレンタルや薪の販売なども管理棟でできるので、荷物を減らそうと思えば、ずいぶん工夫ができそうです。


 なんと言っても、すべての施設設備が「新しい」ので、それもメリットだと思います。木材の様子や簡易建物の作りなどを見ていると、長い間には朽ちたり不具合が出てきそうにも感じますが、また適度なメンテがなされると思います。


(それぞれ板壁と土壁の2タイプの建物があり、特徴になっています。土壁タイプなどは、年数が経つとコケが生えたり、剥がれたりもしそうですが、それも味わいになるとよいですね)


 個人的おすすめはやはり「キャビン」です。小屋泊もテント泊もチョイスできるので、どの天候でも困ったり迷ったりすることがないのが素晴らしい!


 ぜひ、みなさんもキャンプの候補地のひとつとして、考えてみてくださいね!