先日より、いよいよ自作天体望遠鏡などの「天体写真」の撮影にとりかかっています。
もちろん、初心者向けのチープな装備で試していますので、本格的なものではありません。
なおかつ、まだまだ実験段階です。
まずは、スターアロー600の手作り望遠鏡の天体画像です。
↑ 我らが「スターアロー600」 作り方など詳しいことは
https://arekore-doresore.blogspot.com/2019/08/blog-post_18.html
をどうぞ。
=========
この望遠鏡、ガイド鏡やファインダーはありませんが、まあ筒の前端と後端を合わせるようにみると月なら比較的容易に導入できます。
ざっくりの見え方はこんな感じ。まだカメラも手持ちなので、うまく合焦できてない面もありますが、肉眼ではもう少し綺麗にはっきり見えます。
シングルレンズで、100均レンズなので、けっこう収差も出ていますが、実験では口径を絞ってもっとクリアに見るということもやっています。(まだ写真はうまく撮れません)
口径を絞って収差を減らす実験には、対物レンズに↑のような簡易的な絞りをはめこんで、20ミリから30ミリくらいの口径のパターンを試行錯誤中。
たしかに口径を絞れば、月はかなり明るいので、まったく問題なくシャープに見えます。
=========
ただし。
口径を絞ると起きる手作り上の課題がわかってきました。
それは、ざっくり簡単に言えば「光軸」の合う位置なのですが、要するに、スターアローのような紙筒で、かつ3本も継いでいるので
「不安定で、口径が60ミリもある筒に対して、口径20とか30の光を取り込んで、接眼レンズ側と合焦するポイントが、とてもシビアになる」
ということなのです。
もっと簡単に言えば、「めっちゃはっきり見える位置が、すごく狭いので、ちょっと接眼レンズに対しての位置や角度が変わったら、像が見えない」ということです。
このあたりは、紙筒やペットボトル利用の精度が関係してきます。通常の望遠鏡だと、ある程度造りがカッチリしているので、それほど大きく光軸がずれることはないと思います。
もうちょっと研究を深めますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿