2011年12月6日火曜日
見合い結婚と恋愛結婚はどちらがいいのか。
こんばんは そはかとない松尾バイトです。
NHKの「コロンビア白熱教室」で、面白い話をやっていたので、考え事メモ。
コロンビア白熱教室
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/columbia/111204.html
今回の放送分では、結婚の話が出ていました。
親が決めた結婚を強いられている国の人たちの結婚観と幸せについて
と
恋愛結婚をしている人たちの結婚観と幸せについて
を比較するような内容で、特に興味をひきつけられるのは
「結婚して10年経つと、親が決めた結婚をしている人たちの幸福度のほうが、恋愛結婚をしている人たちの幸福度より高い」
という調査結果があることでした。
番組では、親が決めた結婚をしているのはインドで、恋愛結婚はアメリカ、という視点で議論がなされていたけれど、実は日本でも
昔は親が決めたりお見合い結婚がほとんどだったけど、いまは恋愛結婚がほとんど
という流れがあります。これってなんか共通項があるように思いますね。
まあ、どっちが幸せなのかについては、恋愛結婚というのは「自分が自分の希望や理想を選択し、実現しようとする結婚」なので、ぶっちゃけ選んだ相手が理想どおりなわけないので、
「永遠に『この人じゃなかったかも』と考える余地のある結婚」
なのではないかと思います(笑)その分だけ、幸せ度合いは低いわな(^^;;
それに対して定められた結婚は、「この人じゃなかったかも」もクソもなく、与えられた環境の中で、「まあいいか」か「ああ、だめだ」のどちらかしかないので、よほど嫌いじゃなかったらこんなもんかな、と思うのかもしれません。
ただ、私が思う面白いところは、番組から離れてちょっと違うところで、
①むかしは親が決めた結婚。押し付けられたお見合い。
②それから恋愛結婚バンザイの時代がやってきて
③でも、離婚がやたら増えたり、シングルマザーになったり、再婚相手が子供を殴ったり、どうも恋愛が万能の幸せではないらしいとバレてきた。
④そこで、結婚相談所とか婚活とか、「自分でない誰かに選択肢を求める結婚」が生まれてきた。
という流れを見ていて、だったら、「あなたとはなんの関わりもない相談所の人とか、婚活プロフィールのデータを頼るんじゃなくて、最初からあなたのこともよくわかっているおとんとおかんを頼ったらいいのに」と(笑)
つまり、あんだけ嫌っていたお見合いとか親が決めた相手って、実は合理的だったんじゃん、と思うのです。
自分が幸せだと思った選択なんて、結果として幸せかどうかわからんよね。そんなもんです。
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