2022年9月8日木曜日

【Amazon Fire 備忘録03】 歴代 Amazon Fire HD 10 のスペック・仕様の違い

  Amazon Fire シリーズの比較もいよいよラストです。今回は Fire HD 10 の違いについて。


 



◆ Amazon Fire HD 10 (第11世代) 現行品

 FireOS7.3 (Android9) メモリ3G(PLUSは4G)

 1920×1200(フルHD)IPS MediaTek MT8183 8コア64ビット2GHZ

 カメラ5M/2M


◆ Amazon Fire HD 10 (第9世代)

 FireOS7.3 (Android9) メモリ2G

 1920×1200(フルHD)IPS MediaTek MT8183 8コア64ビット2GHZ

 カメラ2M/2M


◆ Amazon Fire HD 10 (第7世代) 

 FireOS5.3 (Android5.1) メモリ2G

 1920×1200(フルHD)IPS MediaTek MT8173 4コア64ビット1.8/1.4GHZ

 カメラ2M/0.3M


◆ Amazon Fire HD 10 (第5世代)

 FireOS5 (Android5.1) メモリ1G

 1280×800  MediaTek MT8135 4コア1.5/1.2GHZ

 カメラ5M/0.3M




 Fire HD 10 に関して言えば、現行品の第11世代の一択です。第9世代も悪くはないのですが、Fire7から続く「縦長形状」を踏襲しているので、背高ノッポのデザインのまま全体が大きくなっているという特徴があります。

 ところが、現行モデルからは、横置き主体のデザインになってるため、縦横比のバランスがよくなっています。


 ボディデザインそのものが修正されたのが「現行品」ということです。

 

 そのほか、大きな選択ポイントとしては、第11世代と第9世代のみが「オクタコア(8コア)」なので、性能が大きく違います。

 

 第7世代と第5世代は、結局 Fire HD 8 程度の性能しかないので、微妙です。

 

 HD10のもっともよいところは、1920×1200のフルHDが表示できることですが、画素数が多くなると当然SOCも高性能なものが欲しくなるので、8コアは必須と考えてよいと思います。

 

  Antutuスコアはないのですが、Geekbench5で計測すると


◆ MT8183 → 1344

◆ iPhone7(A10) → 1354


なので、同じCPUを持っている「iPad 第7世代」と近い性能だとわかります。

 

 iPad7は約3万5千円、Fire HD 10 は約1万6千円くらいなので、 その意味ではコスパは良いと思います。

 

 SOCだけで言えば「半額で同性能」くらいのイメージで認識できますね。

 

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 中古で買うときは、とても買いにくい製品でもあります。


 というのも、HD8くらいだと3千円〜4千円程度で中古・ヤフオク品があるのですが、HD10は第9世代・第11世代と新しいものしかないので、出玉が少ないという特徴があります。


 逆にHD10の第7世代とかはたまに出品があるのですが、やっぱり4千円〜5千円以上の値段がつきます。

 そうすると結局4コアSOCなのに、HD10 第7世代は「割高」になってしまうのです。

 安いHD8を買ったほうが安くつく、というオチですね。



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<中古でFireシリーズを買うときのめやす>

 

 ◆ HD10は中古では買わない。けしてお得ではない。プライムデーなどで新品を半額で買うのが一番得。

 ◆ HD8は、安ければ第7世代が2000円台から入手できる。平均は3000円台。

 ◆ Fire7は、2000円〜3000円程度を中心に玉数が多い。

 ◆ Fire7の第5世代は1000円〜で入手すべし。

 

 ◆ 新品で買うならHD10かHD8がおすすめ! Fire7は選択しない。

 

 

 

 

 

 

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