2019年9月6日金曜日
100均の老眼鏡で「天体望遠鏡」を作る! 第三弾 スターアロー拡張編
まいどおなじみ、100均老眼鏡でつくる「スターアロー」天体望遠鏡のシリーズです。
これまで、スターアロー600とスターアロー380を作ってきましたが、今回はその後いろんな発見・発明があったので
「拡張編」
としてお届けします。
これまでの記事は
スターアロー600
https://arekore-doresore.blogspot.com/2019/08/blog-post_18.html
スターアロー380
https://arekore-doresore.blogspot.com/2019/08/blog-post_28.html
からどうぞ。
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さて、スターアローとはすなわち「チップスター」と「三ツ矢サイダー」からできているわけですが、なななんと!
カルビーのポテトチップス「クリスプ」
でも大丈夫だと判明!!!
すごい!すごい!
これで、オリジナルバージョンの「プリングルス」も含めて、全部の筒チップスで望遠鏡が作れることがわかりました。
オリジナルはmosschさんの「プリエビ望遠鏡」です。
http://www.mossch.com/201883
というわけで、クソリプ・・・じゃなかったクリスプでの製作もやってみたいですね。
しかし、ネーミングの妙はスターアローにはかなわないかなあ。
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そして、拡張編の第二弾は、ツアイスサイズ接眼レンズの装着です!!!
なななんと!三ツ矢サイダーの飲み口に、接眼レンズ・アイピースがはまっちゃいます。
やり方は写真を参考に。
24.5mmのなるべく古いツアイスサイズの接眼レンズを用意します。例ではカートン光学の6ミリですが、ビクセン製など、似たようなものはいろいろあります。
金属筒がねじになっているので、外します。それをそのまま・・・・。
ねじこむ!!
ちょっとキツいですが、タップを切るようにねじ込んでゆくと、けっこうしっかりはまります。
飲み口の径の方がややきついので、気になる人は紙やすりで内径を削ってもいいでしょう。
アイピースのほうが金属ねじなので、うまくタップが切れるといい感じにハマります。
スターアローのドローチューブ部分と合わせるとこんな感じです。
まさに専用設計のようなフィット感。
この接眼レンズが使えると、理論倍率は、スターアロー600の場合、600÷6で、なんと倍率100倍が叩き出せるわけですが、 実際にやってみると
な、なんも見えねえー!!!!
(by北島こうすけ)
倍率を下げようと、スターアロー380で見てみると、
く、くせがすごい!!!!
(byノブ)
・・・いったい何が起きているかというと、歴代の先達がみなコイツと戦ってきたという
色収差
が際立つのですね。
スターアロー600だともはやピントが合っているのかもわかりませんが、スターアロー380だと
かろうじてピントは合います。
しかし、すべての景色が「プリズム」状態で、もはやきんきらきんきんにカラフル。
100均のルーペぐらいだと、月をみても周辺が収差で虹色になるくらいで済むのですが、倍率が上がるともはや写ったすべての対象がレインボーです。
しかし、今回は6ミリという最短クラスの焦点距離のアイピースをつけたからこうなったわけで、まだまだ実験の余地はありそうですね。
なんといっても、 24.5mmという枯れたサイズの接眼レンズがつけられる、ということは
拡張性バツグン!!!!
であることには変わりません(爆笑)
いやあ~、勉強になるわああ。
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