わたくし、ちょっと体重が重めなのと、もうじゅうぶんにオッサンになってきたため、いびきもひどいし、「睡眠時無呼吸症候群」気味なところがあります。
んなことは、まーったく自慢にならないのですが、どうも睡眠の質が良くないようで、たぶん寝ている間に「酸欠」になっているのかもしれません。
そこで、「鼻腔拡張テープ」を一度試してみたところ、
ものすごい効果実感!!!
で、これはヤバい!すごい!と虜になりました(笑)
装着した瞬間から、鼻のとおりが確実に良くなっている感触があり、「吸える!吸えるぞ!」とまるでムスカ大佐のように、酸素の流入を実感しているわけです。
ところが、この鼻腔拡張テープ、ものすごく高いの!!!いわゆる正規品オリジナルの「ブリーズライト」だと、10枚入りのスタンダードな商品で500円台、おおむね600円弱します。
つまり、1枚あたり50〜60円するわけですね。毎日使うと30日で、1500円〜1800円くらいする、というなかなかの高コスト体質です(とほほ)
そこで、1枚あたりの価格を下げようとすると、アマゾンや楽天などで「互換品」を探すことになりますが、
この12円コースだと、一ヶ月360円くらいで済むことになりますね。
12.5円でも一ヶ月375円というところです。
ダイソーには7枚入り、セリアには6枚入りの「鼻腔拡張テープ」が売られています。
これだと約17円〜18円といったところ。月あたり500円を少し超えます。
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とまあ、ざっくり考えて一枚15円前後、月あたり500円以下であれば、まあまあ許せる範囲と思いますが、それで正規品の3分の1のコストで運用できることを考えれば、御の字です。
さて、それよりケチろうとすると、次は「拡張用のプラスチックバーの再利用」を考えることになります。
ちなみにオリジナルのブリーズライトが上、互換品が下です。
構造はほぼおなじですが、オリジナルのほうは2本バー、互換品は1本バーになっていて、コストダウンのようすが伺えます。
(ブリーズライトには3本バーの強力タイプもラインナップされています)
テープの厚みなんかも、互換品のほうが、スッキリしている(薄い)のがわかると思います。
さて、本題に入りましょう。
粘着テープ部分だけを取り替えながら、バーは再利用する方法ですが、鼻腔拡張テープのテープ部分はかなり粘着力が高いほうの部類に入るので、チョイスが難しい!
すでに試された方の情報では、
ニチバンの「布ばんそうこう」がオススメとのことですが、実はこの商品、ドラッグストアなどで買える民生用医療テープ(サージカルテープ)の中では
「最強」
なんですね。病院で使うプロ用には、もっと強いものがあると思いますが、表示がちゃんと書かれていて
「粘着力 → もっともハード」
「基材強度 → もっともハード」
になっています。ここがミソ。
ニチバンはいっぱいラインナップがあるのですが、この「布ばんそうこう」が一番強いタイプになっているので、鼻腔拡張テープとしては第一選択になるわけですね。
これで鼻腔拡張テープを作る場合、2重に貼るため60ミリ✕2=120ミリを一回で使うのですが、5m巻なので42本分取れます。
この「布ばんそうこう」、一般的には300円くらい、私がドラッグストアでみた最安値は200円くらいだったので、
1本あたり5円〜7円
で作れることになります(^^)
さらに安くあげようと思えば、この「ニチバン布ばんそうこう」とかなり近い「布テープで、なおかつゴム系接着剤」の仕様になっている、
「ニチバン テーピングテープ 12ミリ✕12m✕2本入(非伸縮)」
が候補になってくるでしょう。
これ、ドラッグストアでおおむね400円くらいなので、理論上200本取れるため、
1本あたり約2円
までコストを下げることができます。
これなら、一ヶ月の運用で、なんと60円しかかかりません!!!
毎日の睡眠に使っても、ぜんぜん懐が痛くなりません!!! いえーい!
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ところが、ここからが問題なのです。実際に「布ばんそうこう」や「テーピングテープ」で鼻腔拡張テープを自作してみたのですが、
うまくいかない!!!
そうなのです。単純に作ってもうまくいかないのです。あまりにもこの鼻腔拡張テープは、奥深く、沼が深かったのです!
基本の作り方は以下のとおり。
プラスチックバーは5センチくらいなので、5.5〜6センチくらいでテープを切り、2枚のテープで挟み込むように接着します。
粘着面にバーを貼り付け、さらに二重にします。
つまり、テープを重ねて、その間にバーを挟み込むわけですね。
そして最終的には5.5〜6センチで切り取ります。
↑これが完成品。
ところが、これを実際に運用してみると、睡眠時間8時間として、3〜4時間くらいは持ちこたえるのですが、半分をすぎると「剥がれてしまう」のです。
鼻に接している部分が剥がれるのではなく、二重になっている上のほうが剥がれるのです。
それだけプラスチックバーの反発力が強いということですね。
テープ同士の隙間でどんどん剥がれる作用が強まってゆくわけです。
さて、こまった!これでは自作鼻腔拡張テープの運用ができません!
そこで、さらなる改良の沼へとはまってゆくのでした。
(つづく)
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