まいどおなじみ工作のお時間ですが、廃材がけっこうあったので何が作れるかな?と思っていたら、最近キャンプまがいのことにハマっているので
キャンプコット(もどき)
を作ってみました!
キャンプコット、とは何かというと、「簡易ベッド」みたいなものです。
もともとは、おそらく軍隊とかで野営するときに、テントを張って地べたに寝るというのがあまり環境的によくない時、地面からある程度高くしてベッドで寝るために作られたもののようです。
アメリカ軍などの野営テントは、床部分に布がなかったり、半オープン(屋根と一部の壁だけ)だったりするので、当然地べたで寝るわけにはゆきません。虫や小動物が這ってきたり、あるいは天候が急変してぬかるんだりもするでしょうので、空中に浮いた状態で寝たいわけですね。
日本の山岳テント・ファミリーキャンプ系テントは床の部分もしっかりしていて、フルクローズの歴史が長いので、「コット」を使うという発想はあまりなかったと思いますが、最近はワイルドなソロキャンプも流行しているため、こうした「軍隊野営系」のグッズや手法も、民間キャンプで楽しめるようになっているそうです。
今回作ったコット(簡易ベッド)は、軍用コットをイメージしながらですが、構造や内容は大きく違っています。雰囲気だけ似せただけ(笑)
ほんものは
■ 折りたたみができる
■ しっかりしたキャンバス布で体を支える
という感じですが、今回作ったものは、
■ 折りたたみはできない (ふだんはそこらへんに転がしておく)
■ しっかりした防水シート(プラ)を、雰囲気重視で張っている
■ 全部廃材で作る
というものです。
折りたたみにしようと思うと、けっこう専用の金具が必要だったりするので、素直に脚を出して固定で製作しました。
モノを置けたり、寝転んだりできりゃあ、良いのよ!(^^
布の張り方ですが、本物は筒状になるように布をしっかり縫製して、その筒の穴に部材を通してテンションがかかるようになっています。
わたしの場合は布部を後ろで、麻糸で引っ張ってテンションをかけています。
絵画のキャンパスみたいに裏面でホチキス止めしても良かったのですが、重量がかかる間にどれくらい伸びるか未知数だったので、とりあえず紐でテンションをかけつつ、あとで張り直しができるようにしています。
寸法は2000×660ミリがフレームです。
脚の高さはお好みでどうぞ。市販コットもごくごく低いものから、背の高いものまでいろいろあります。
低いものだと高さ200ミリ程度、高いものは、400ミリ程度まであります。
今回の作例では250ミリの高さの脚になっています。
まあ、夏は終わってしまいましたが、外遊びで活用したいと思います!
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