入門用天体望遠鏡の最大の魅力といえば、近年では言わずと知れた
「のぞき穴スコープ」
(写真は市販されていない『スターチップ600』の、のぞき穴ファインダー)
の存在です。
天体望遠鏡には、さらに小さい望遠鏡型の「ファインダー・スコープ」が付くものという常識をひっくり返した、スコープテックさんのラプトル50で一躍有名になり、それなりにベテランの方々が「意外といいじゃん」という評価をしたことで爆発的に広まりましたが、今回調べてみると
めちゃくちゃ歴史が古い
ことが判明しました。
まずは現行品で、のぞき穴スコープを搭載している機種を紹介します。
■ ミザールテック TS-456 (最新)
■ 池田レンズ工業 レグルス50・60 リゲル60
■ スコープテック ラプトル50・60
・・・ミザールのTS-456が最新機種です。スコープテックのラプトル50はもう10年以上の歴史があります。
それから、少し時代を遡って、大一光学OEM品の全盛時代です。
■ ビクセン スペースアロー OD (ギリギリ現行品?在庫のみ?)
・・・D=60㎜ F=700㎜なのでラプトル60互換かな。
■ 大一光学 M60I (1990年ごろ)
■ 大一光学 50D (1980年代?) のぞき穴スコープ仕様
・・・特にM60Iはミリオン光学から販売されていたものがよく出回っています。
D50ののぞき穴スコープモデルは希少です。大半は2倍ファインダーが搭載されています。
スペースアローシリーズは、ビクセンが売っている大一OEM商品群と思われます。700ODはロゴも現行の機種ロゴで、かっこいい。
古いのも挙げてゆきます。
■ カートン光学 40C/40D 50A (1960年代)
そして、最古参クラスののぞき穴は!
■ アサヒペンタックス ジュピター50 (1955年ごろ)
なんと60年以上前に、のぞき穴モデルがあったとすれば、還暦越えですよおとっっつあああん。
卓上三脚の超入門機なのですが、ペンタックスというところについつい引き寄せられてしまいますね。
たまーにヤフオクに出てます。
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