うちの息子がちょうど小6くらいから、少しずつ「エアガン」に興味を持ち始めて、ハンドガンは持っていたのですが、ついに「ライフル」的な長尺に手を出すようになりました(笑)
というわけで、お父ちゃんも子供時代をふんわり思い出しながら、安全にエアガン遊びができるように
「自作のターゲット」
の製作に取り掛かります。
空き缶とかを狙ってもいいのですが、BB弾があっちゃこっちゃへ飛散してしまうので、なるべく「BB弾を拡散しない」ように考えております。
エアガン用ターゲットとしては、東京マルイさんの「プロ・ターゲット」あたりが標準的になるかもしれません。
実際、プロターゲットはよくできていて、
「折りたたみができる」
「同心円状の紙製的を張れる」
「弾が飛び散らないネット仕様」
「跳ね返りを防ぐ三角型」
など、さすがエアガン界を牽引するメーカーだけあって、必要なことはすべて満たしているように感じました。
で、今回製作するのは、マルイの「プロ・ターゲット」の遺伝子を受け継ぎつつ、いろいろいじってみよう、ということになります。
さて、そもそもプロ・ターゲットや市販のエアガンターゲットは2〜3千円くらいのものなので、それほど高価ではありません。
自作する場合も、できればそれ以下で作りたいので、今回もいつもどおり「廃材」を活用します。
うちの仕事場で出てくる廃材をちょこちょこっと選定して使いました。2センチ角とかの棒材です。
それをフレームにして組み上げました。
■ 木材 タダ
■ ベニア板 端切れ
■ ネジ (100円 ダイソーのネジセット)
■ ヒートン(100円 ダイソーのヒートンセット)
■ 木工ボンド 適宜
手間以外の材料代は、200円程度です。
正面からみると↑こんな感じです。 的面は20センチ×30センチで、A4サイズの紙がわずかにはみ出すくらいです。
A4の紙製的を貼り付けたい場合のために、あとから仕掛けを仕込みます。
構造的には、外寸20センチ×25センチのフレームを2つ作って、それをLの字に組んでネジ留めしています。
フレームも、木工ボンド+木ネジで締めており、がっちりしています。
斜めのつっかえ棒(筋交い)は、(ボンドで留めてなおかつネジで締めているので、)なくても普通に自立するのですが、あとで布なりネットなりを張るときに、フレームがあったほうが張りやすいだろうと思ってつけています。
東京マルイさんの「プロ・ターゲット」にはこの筋交いはありません。あの製品もフレームと床板面がハメ込みで自立するようになっていますので、強度的にはそれで十分あります。
この三角形のデザインが、プロ・ターゲットとおなじ構造の、「BB弾を下に落とす」ための形状ですね。
実際のターゲット部分は、まだ作っていませんが、3個所に吊り下げ用の穴を開けています。うちまんなかの穴には、内側からヒートンをねじ込んであります。
ここにテグスかなんかで金属板でも吊り下げれば、ターゲット本体のできあがり(^^)
床板部分に木のブロックが接着してありますが、これは下から見ると「中央」を出してあります。
これ、今の段階では何もしてませんが、将来的にこのブロックに「1/4インチネジ」を切ったナットをねじ込むと
「三脚対応」
になるんですね! 三脚があれば、ターゲット箱の高さを高くして、身長がある位置へ上げられたりしますから、そのための拡張用ブロックです。
ナットの取り付けは
https://arekore-doresore.blogspot.com/2019/08/blog-post_18.html
以前に「自作天体望遠鏡」の時にもやっているので、ご参考になさってください。
(ちなみに床面がへんな風になっているのは、ありあわせのベニア板で作ったからです。ベニアの端切れを合体させたので、へんてこになってます)
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