2023年10月3日火曜日

工作 車載タブレットホルダーを作る (応用編) ISUZU エルフ バージョン


  前回同様、主に業務で使っている車にタブレットホルダーを取り付けます。


 取り付ける、とはいえ、めちゃくちゃ簡単に取り外しもできますよ。




 こちらの車にも、1DINタイプの空間があって、そこが小物入れになっているのですが、前回のものとは、内面サイズが異なっているので、あらためてサイズを採寸しなくてはいけません。


 なおかつ、ETCカードの読み取り機がこの場所に設置してあるため、それをよける必要もあります。


 


 


 なので、↑みたいな感じに構成して、ETCの機械をかわしながら、なおかつ小物入れ部分に差し込めるように作ってみました。


 ちなみに、今回の小物入れは、奥にゆくほど狭まってゆく形状になっているらしく、入り口の寸法より奥の寸法が小さくなっています。


 このあたりは現物合わせで作らないと、自分が乗っている車によって、形状がまったく異なるので要注意です。


 


 まずは台座部分を作って差し込んでみます。


 これも前回同様、ダッシュボードのパネルよりも、飛び出させておく必要があります。






 そして、これも前回とおなじで、タブレット置きの部分を作り、台座と合体させます。

 くっつける部分は、斜めになっており、自重でタブレットが安定するようになっています。




 こんな感じで仕上がりました。


 角度的にあまりうまく写っていませんが、純正オーディオの操作もちゃんとできるように余地が残してあります。

 この写真だと半分隠れてしまっているように見えますが、大丈夫ですよ!



<ヒント>


 前回の車の場合は、小物入れ部分の内面がふつうに四角な形状に近かったので、調整が簡単でした。

 ところが今回の車の小物入れは、奥に向かって上下・左右とも寸法が小さくなってゆく角度がきつかったので、全体的にすべての箱を「台形」になるように、削る必要がありました。


 この奥への小さくなり具合は、外から採寸しただけではわかりにくいので、奥が狭まっている場合は、


「めっちゃ木を後で削るか、最初からよーく採寸しておく」


必要があります。ちょっと手間がかかるポイントだと思います。


 幸い、当方木工は得意で「グラインダー」でバリバリ削ってしまうので、ちょっとくらい採寸が狂っていても現物すり合わせで加工してしまいます。


 ただ、ふつうの紙やすりなどでは、あまりに寸法変更の切削が大変だと思うので、要注意です。



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