2020年春、世界中で新型コロナウイルスの猛威が広まっていて、たいへんなことになっています。
まだまだお店でもマスクが品切れですが、自作派の松尾家としてはマスクも手作りでしのいでいます。
たとえば ↑ 立体タイプのマスクをWガーゼという生地で作ってみました。
Wガーゼはガーゼ生地が2重になっているもので、白だけでなく柄モノも多いです。
ところが、3月くらいから、自作派を中心に
手作りマスク
がどんどん作られはじめて、手芸屋さん・ネットのサイトなどでWガーゼ等が売りきれ続出という状況になってきています。
また特に、耳にかける紐の部分は、細いゴム紐や帽子用のヒモなどが、手芸屋さんどころか100均・100円ショップでも欠品になっています。
そこで写真の手作りマスクの紐は「髪をとめるゴムの長いやつ」を切って使っています。
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ガーゼ・Wガーゼ・あるいはゴム紐などが手に入らなくても、ほぼ同じ効果のある材料ということで、うちではいよいよ新しい素材に切り替えました。
まず、さらし(晒し)布。
さらしは、もともとガーゼによく似た綿布で、ガーゼよりもやや目が細かいものが多いです。マスク向きですね。
ただし、晒しは1重、ダブルガーゼは2重になっているので、縫うときにどのくらいの厚み、何枚ぐらい重ねて層にしたいかは各自調整してください。
うちの場合はWガーゼ×3仕様で、最大6重ぐらいになるマスクも作っています。晒しだとその分重ねる回数が増えるというしくみです。
それから、これも晒しと似た素材で
新モスリン(新モス)
という綿布もあります。新モスは、晒しよりも薄手で、目が細かいようです。マスクには適していると思います。
さて耳にかけるゴム紐がない場合、こちらは、うちでもいろいろ試してみましたが、伸縮性がある程度あって、かつ耳が痛くならない柔らかい素材ということで、
Tシャツヤーン
がおすすめです。我が家は、けっこうこのTシャツヤーンのファンです。
ヤーンというのは「紐」のこと。Tシャツの素材を細く裁断して、それをひも状にしたもので、とても伸縮性にすぐれ、かつある程度の太さがあるので、肌触りもいいです。
ゴムほど伸びませんが、
↑のように、結び位置を調整して、そのうえで耳にかければある程度のび縮みしてくれます。
素材がTシャツなので、洗濯後どんどん縮むなんてこともありません。
ちなみに写真のマスクは、表面はまた別の綿布はぎれを使っています。
↓こちらが内側。
内側が「晒し」布です。
というわけで、主要な素材、布地がなくても代用品はいろいろありますので、ぜひマスク作りをあきらめないでください!
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