2012年5月7日月曜日

スマートほん はじめました (通信機能付きZine)

みなさんこんばんは

zine部のみなさんには1Paperzineの交換と同時にお知らせしていました「スマートほん」の先行公開も、だいたいひと段落しましたので、当ブログでもいよいよ公開!

実は一足先に違うブログではちょこっと書いたりしていたのですが、ここではもう少し細かく説明しておきます。

 スマートほん「読メール」
仕様というのは、私が提案しているzineや手作り冊子・本の形態のことで、

 本に通信機能がついている!

というのが最大の特徴です(^^

しくみは簡単で、



↑こんな感じになっています。

表紙から見るとふつうの本や冊子なのですが、裏表紙に「宛名欄・切手欄」と「お手紙欄」がついています。

本そのものは袋とじのようになっていて、中身がバラバラひらくことはありません。切り取り線をペーパーナイフなどでサクっと切っていただくと、そのまま本になります。

サイズは、定型郵便サイズに収まっているので、本の厚みがだいたい40ページまでなら、80円切手で送ることができます。

80ページまでなら90円になるので、90円切手を活用すればそこそこの分量まで送ることができます。

先行公開!ということでzine部のみなさんのうち何人かには既にレビューしてもらっております(^^

「同封していただいたスマートほん、とても勉強になりました!
早速活用したくてうずうずです><*
覚えたことすぐやりたくなりますね…!
スマートほん送ってくださってありがとうございました!」

「一緒に送っていただいたスマ本 私も作りたくなりました!
ありがとうございました」

「スマートほんについては、ちょっとむつかしそうな印象を持ちましたが
ぜひ作ってみたい!zine部の企画でもできたら楽しそう◎」

「うわさのスマートほんも、これからのzine部の動きに
おおいに活躍しそうな内容でおもしろかったです。
次のスマートほんにも期待しています^^」

「スマートほんも斬新だな~と思いました!袋とzineだ(笑)
こんな風に発送してみたいですね!」

「興味深いzineが届きました。スマートほん、面白かったです!今度はああいうタイプのzineも作ってみたいです。(DMとしてもいいかも)ありがとうございました!」

などなど。ぜひみなさん自分なりにアレンジしてオリジナル「スマートほん」作りを楽しんでくださいね!!!

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☆「スマートほんをはじめよう クリエータのための通信機能付zine入門」はご希望の方に頒布しています。

内容は、スマートほんを作るために必要な知識や技術について解説しているものです。郵便関係の法令やこのzineの仕組みなどポイントをぎゅっと押さえた中身で、スマートほん作りにすぐ役立てることができます。

 byte_matsuo☆yahoo.co.jp

(↑☆をあっとマークに変えてください)

 までご連絡くださいませ。冊子本体+送料込み200円お願いしています。☆

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さて、今回の「スマートほん 読(よ)メール」には、お友達がいます。

というのも、同じような機能をもった冊子類を作っておられる方がほかにいらっしゃるからです(^^


①寒竹泉美さんの「葉書小説」

DANTALIONさんで取り扱っておられたので、これを知ったときには「これだっ!!」と思いました(^^

私のスマートほんの大先輩になります(笑)

というわけで、私も購入してました。



2枚ならべていますが、表面と裏面です。

絵はがきの絵の部分が小説(ショートショート)になっているという素晴らしい作品。こちらは葉書なので、50円切手を貼ればそのまま送れます。

情報量は少ないのですが、「物語を送る」という発想がほんとうにすごい!と思います。スマートほんの思想は、「これの分量を増やしたい!どうせなら本を送りたい!」というのが原点といってもいいかも。

寒竹泉美さんは、本職の作家さんなので、画面構成が文字文字していますが、個人で作成する場合にはイラストや写真などをちょっと配置してあげても可愛らしいかもしれません。


②文庫本葉書

http://www.bookpickorchestra.com/works/bunkobonhagaki.php

ブックピックオーケストラさんというユニットの方々がデザインなさっている、なんていえばいいのでしょう?

「本を送るシステム」

ですね(^^;

詳しくはリンク先を参照ください。

私はスマートほんを頒布しはじめてから知ったのですが、こちらは、「ふつうの文庫本を封筒の中に入れて送る」みたいな感じです。

↑これだとイメージがちょっとちがうのですが、

「宛名と手紙のスペースがある」というところはスマートほんと一緒です。

「中には普通の文庫本が入っている」

「その本をイメージすることばが、ちらりと表に印字されている」

「中にどんな本が入っているかはわからない」

↑このあたりは、スマートほんとはずいぶん「ねらい」がちがいますね(^^

価格もだいぶ違います。

貼る切手は冊子小包扱いなので「210円」です。

封筒に本が入った状態で、価格は700円だそうです。



とまあ、こんな感じで、「本・冊子+郵便機能」という」スタイルそのものは、それほど奇をてらったものではないのですが、自分でせっかくzine(本)を作るのですから、そのまま送っちゃおう!というのは面白いんじゃないかな?と思っています。


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