2026年9月17日木曜日

【AntiX備忘録001】 AntiX26を古いChromeBookに入れる。 備忘録メモ。

 

 概略は前回にお話した通り、古いChromeBookのメモリ2GB・ストレージ16GBのマシンを使って、


■ 今の段階でMrChromeBOXのBIOS書き換えによりChromeOS Flexにしてある。

■ それをAntiX26に入れ直す

■ Chrome環境をそのまま移行


という流れに持ってゆきます。 その覚書です。



https://docs.mrchromebox.tech/


↑みんな大好きMrChromeBOX この関連の情報は、今回はパスしますね。すでにBIOSが書き換わったものとして話を進めます。



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■ AntiXのISOをダウンロードしてきて、ライブUSBを作る。


https://antixlinux.com/


 64ビット版がよい。32ビットは不安定らしい。


■ ライブUSBからの起動はPuppyLinuxの起動と似ている。ほぼ同じ


■ しかし、ここに第一の落とし穴がある。 とにかくライブUSBの起動前にF2キーを押して、言語を日本語に書き換えるべし。

■ なんなら、日本語に設定しても、また起動時の選択で「2回目も日本語にする」ことがおすすめ。

■ 2回めは日本語にできなくてもいいけれど、メニューの一部に英語が残ったりするので、わけわからん。


 ☆ とにかく意味のわからない挙動が多いのが特徴。日本語とかロケールの設定なんてあとからできると思いがちだが、できたりできなかったりするのがAntiXなのだ!すごいだろう。

 ☆ ちょっとくらい英語が残っても気にしない。一休さんのきもちで。


■ 起動したら、よくあるパターンで「PC本体にインストールする」というアイコンが左側にある。そこを押してインストール開始。


■ 最初にディスクの検査がある。黙って待つ。100%になるまで。


■ インストールは「完全上書き」が良いと思う。パーティションとか、いじりたいけれど、まずは一回全消しでやってみよう。Zramの設定とかしないほうがいい。

 ☆ 最初の鬼門。ディスク検査→ディスク上書き→アカウントやパスワードの設定と進んでゆくのだが、変なとこでエラーが起きたら、そのまま放置される。どうしたらいいのかわからん。

 ☆ たとえば「Zramが設定できません」エラーが出て放置されたりする。で、どうしたらいいの?もちろん、インストールは進んでいない。

 ☆ChromeOS Flexの残留物パーティションがある気がするが、気にしてはいけない。ドツボ。


■ あまりごちゃごちゃカスタマイズせずに、言われたままでインストールすると、意外とすんなり行ける。


■ USBディスクを抜いての再起動までは、うまく行くがBIOSのほうで「ブートできない」とか言われる。

 ☆ これはMrChromeboxのBIOS側の設定の話なので、ESCキーを押して設定モードに入って、残っている「ChromeOSFlex」のブート項目を「消す」作業が必要。

 ☆ これをしないとChromeOSFlexからブートするんでしょ?とBIOSが思い込んでいるため、AntiXが立ち上がらない。


■ BIOS設定を正して、いよいよAntiXの立ち上げ → 意外とうまく行く


■ ロケールとか、キーボードとか言語とか時計とか、確認しながらいじっておく。

 ☆ ライブUSBの立ち上げ時点でF2キーを押して日本語にしておかないと、末代まで祟られるので、めんどくさい。いくらあとでロケールや言語をいじっても、中途半端にしか変化しない。たたりじゃ〜。


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 この段階で、いちおう内蔵ストレージからのAntiXの起動には成功しています。日本語メニューが完全か微妙かは運だと思います(笑)


 ここから、いくつかの重要なプロセスが続きます。


■ いちおうおまじないというか、気色悪いのでアップデートしておく。


 ☆ インストール時の環境から、いちおう最新にしておきたいので、ターミナルを開いて


bash

sudo apt update

sudo apt upgrade


を実行しておく。そこそこ時間がかかる。容量も食う。最終的には10GBくらいにまで膨らむ。


 アップデートしない、という方法もあるけれども・・・。


■ 日本語入力の設定 第一段階 コントロールセンター → ソフトウエア → パッケージインストーラ 

 ☆ 管理者パスワード必要。 いわゆるアプリのインストールというか、パッケージのインストールというか。Puppyだとpetファイルとかsfsファイルのインストールみたいな場所。

 ☆ 検索窓にJapaneseと入力


 ☆ 色が変わっているのはインストール済みだから。最初は何も色がついておらず、こちらでチェックボックスをチェックしてインストールするものを選ぶ。

 ☆ japanese_input_fcitx にチェックを入れて、インストールする。


 ☆ えーっと、入れたはずですがなぜか消えてます。そしてなぜか私は日本語入力ができています。気にしない。気にしない。

 ☆良い子はちゃんとJapanese_input_fcitxをインストールしましょう。


 ☆ おまじない的に私は日本語フォントも入れました。



■ 日本語入力の設定 第二段階 そろそろ設定がはげしくなるよ。


https://pc-freedom.net/linux/antix-linux-japanese-input-settings/


↑このサイトに書いてあるとおりに進める。


 fcitxのインストール画面や、フォントもお好きにどうぞ、というあたりまではすでに書いた通り。



■ まずは コントロールセンター → セッション → ユーザーのデスクトップセッション へ


 ☆ 押したらエディタ画面になる。startupのタブが開いていると思うので、末行に



# fcitx-autostart

fcitx-autostart &



を書き加える。




 さらに一番右のタブ desktop-session-conf にも 追記する。おなじく末行に


# set fcitx

export GTK_IM_MODULE=fcitx

export QT_IM_MODULE=fcitx

export XMODIFIERS=@im=fcitx

export DefaultIMModule=fcitx



を書き加えて、保存する。


 ホーム画面に戻って、ログアウト → 再ログイン で日本語入力可能に。




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 ここまでで、AnitXの基本的な動作と日本語入力ができるようになりました。


 ターミナルを使っての sudo apt の実行はLinuxのコマンドラインでは基本的な操作です。


 またエディタでの加筆や書き換えも、Linuxにハマってゆくと必須の作業です。


 こうした行動を「しなくても済む」ディストリビューションは多々ありますが、「やれ」と言ってくるのがAntiXです(笑)



■ Chromeをインストールする これはパッケージからではなくdebファイルを取ってくる


https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/dr/download/?brand=OZZY&ds_kid=11256481&gclsrc=aw.ds&gad_source=1&gad_campaignid=20752932842&gbraid=0AAAAAoY3CA6UHw_kRvmMQOYRhU9dXAUKC&gclid=CjwKCAjwn67VBhBnEiwAXUIN1QFhVyvdmbosWd0S5W27csefZ2ghxE2tN2Vdx7zx9Hi1o3yNrBIESxoCYqoQAvD_BwE


 ☆ Chromeの公式ダウンロードサイトからdeb(デビアンのファイル形式)を落とす。

 ☆ AntiXはデビアンの派生。

 ☆ 64 ビット .deb(Debian/Ubuntu 用) を選ぶ


■ ファイルがダウンロードされるので、クリックしたら自動的にインストールされる

■ 無事にChromeが起動。あとはアカウントに入れば、昔の環境が取り戻せる。



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 以上で環境の移行は終了。


 挙動が変なところが多々ありましたが、気にしては鬱になるだけです。


 気にしない、気にしない。何かトラブルがあれば都度ググりましょう。


 おしまい。



【Puppylinux備忘録023】 ChromeOSやChromeBook 2GBマシンからの移行には Antix Linux 一択?!

 

 ふだん常用しているマシンがChromeOS Flexの2GBメモリ運用だったので、いよいよしんどくなってきました。


 これまで、いろいろなLINUXを試したり、ChromeBookやChromeOS Flexをインストールしまくってきた結果


■ 64ビットCPUの場合(シングルコアでもよい)

■ メモリが2GB以上ある場合

■ ストレージが16GB以上ある場合


については、数あるOSの中でChromeOS Flexが「最速で、もっとも速い、かつ最軽量である」ということがわかっています。


 もちろん、Tiny Core Linuxを除く、ですが(笑)


 そういうわけで、ChromeBookの初代(各社から出ていた初期モデル)については、BIOSを入れ替えて、ChromeOS Flexにするのが、最速で最適解でした。


 ところが、これらのモデルは、CPUはさておき、メモリが2GBしかなく、かつeMMCのストレージが16GBしかないため、


■ さすがにメモリが不足し始めた

■ ChromeOS Flexの本体容量が、12GBを超え始めた


ので、そろそろ、いよいよ限界が近づいています。



  

 ↑ これは起動直後のメモリ残量を示すグラフですが、0.7GBしか空いていません。つまり、起動しただけで1.3GBは使ってしまっているということです。


 この上、さらにChromeが動き始めると、どんどんメモリが減ります。



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 そういうわけで、こうしたマシンは、お蔵入り直前なのですが、最後の最後になんとか活かす方法が見つかりましたので紹介しておきます。



 それは、Chrome環境を活かしたまま、Antixに移行する、という方法です。


 ChromeBookやChromeOSは、アカウントで運用していると、Chromeそのものですので、Chromeの中にアカウントやらパスワードやら、クラウドストレージやらが連動しています。


 ということは、他のOSのマシンであっても、


■ Chromeが動いていて

■ アカウントにログインすれば

■ ChromeBookを使っているのとほぼおなじ環境が再現できる


ということになります。


 なので、軽量LINUXのAntixでOSを動かして、そこでChrome載せてやれば、擬似的にChromeBookやChromeOSが再現できる、ということになるのですね。


 実際に今この文章は、Antix26にChromeを載せて、その上でBloggerにログインしています。(BloggerはGoogleのサービスなので、つまりはグーグルアカウントが動いている、ということです)




↑ メモリが1.85GBのうち968MB  ストレージは14.1GBのうち10GB になっています。


 ストレージのほうは、フルでアップデートしているため肥大化していますが、注目すべきはメモリのほうで、いまChromeが動いていて、まだ1GBも空きがあるということですね。


 もちろん、ChromeOS Flexであれ、AntiXであれ「ギリギリの攻防」が繰り広げられていることがわかると思います。


■ そもそもメモリが2GBしかないところで、攻め攻めに攻めている。

■ そもそも16GBしかストレージがないのに、攻め攻めに攻めている。


上でのお話だとお笑いください。


 話のポイントとしては、Antixの場合は、Linuxなので、本体を削ることができます。いらないアプリを消すことができるのがミソ。ChromeOSは完全体なので、削ることがあまりできません。

 さらにChromeOS Flexは勝手にアップデートしますので、少しずつ容量が増えます。


 Antixのほうも、メモリ容量はほぼ削ることはできません。


 ただし、同条件の中では「いちばん実用的で軽いLINUXはどれか?」と尋ねたとき、


 すべての人工知能が「それはAntiXです!」と回答する


ことからもわかるように、TinyCore以外では、第一選択になると思います。


 PuppyLinuxも第2選択くらいには入ってくるのですが、Puppyはすべてメモリ上で動くことや、最近少しずつ肥大化していることも考慮すると、やはり最軽量になるのは


AntiX


ということになるでしょうか。



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 ただし、PuppyLinuxを長年使ってきた筆者は「クセが強いLINUXでも、なんとかなる」タイプの人間だと自負していました。


 PuppyLINUXも、ご存知の通りじゅうぶん「クセが強い」ディストリビューションですから、それに慣れているというのは


「相当なつわもの」


だと思っていたのです。ところが、


AntiXは、その上を行くくらいの、ものすごい「クセつよ!!!」


なので、お気をつけてくださいね(笑)


 もちろん、PuppyLinuxで基本をマスターしていれば、なんとかなります。ただし、LinuxMintとかに慣れていて、なんでもおまかせでやってくれるディストリビューションしか知らないと


 死にますwww


ので、ご注意あれ。


■ LinuxMintなど →やさしい。Windowsしか知らなくてもなんとか動かせる。おまかせ。ほったらかしでインストール可。え?テレビも見れるの??


■ PuppyLinux → 難易度中くらい。ある程度理解していないと詰まる箇所がある。ただし、ディストリビューション側のアプローチは親切心に満ちている。手助けがあれば動く。GUIだけでなんとかいける。


■ AntiX → 難易度上の下くらい。理解していても「なんやねんこの挙動!」って思う。わかっていてもうまく行かないことがある。しらんけどの精神が必要。コマンドライン必須。3回位「なんでやねん!」と叫ぶ。



 その昔、Slackwareをリブレット20にインストールしたときの手こずり方を、ついつい思い出したほどです。懐かしい、この感じ。



 というわけで次回は、実際のAntiXのインストールから運用、ChromeOSからの以降について「備忘録」を残したいと思います。


 おたのしみに。