2018年2月15日木曜日

ラノベ業界バブルは、あとどのくらいで崩壊するのか説



 なんだかラノベ業界がきな臭いなあ、とここ数年思っていた松尾バイトさんですが、なんだか中の世界は


 大変なこと


 になっておるようで。


 まあ、申し訳ないのですが、松尾さんはすでにアラフォーのおっさんになっているので、一昔前にはそれこそ、朝日ソノラマの文庫とか読み漁っていた時期もありましたが、(ふっるーーーーー!!!)  すでにラノベのラの字も読んでいないお年頃。



 なので、基本的には、世の中で出版されているあれやこれや、あるいは本として体裁を整えて出ているたいていの出版物は、ある一定のレベルをクリアしているはずだとは思っていたのですが、どうもそうではないようです。



 ラノベは編集者の代筆が当たり前になっている件
 http://www.cyzo.com/2018/02/post_151237_entry.html



 どうも、ラノベ業界ではすでに書ける人材が枯渇し、粗製濫造のあまりに作家のレベルもおいつかず、編集者が代筆するのもよくあること、らしい(><;;;


 その昔、しょーもないゲームが出来すぎて、ゲーム業界全体がポシャッてしまったという


 アタリショック


という事件がありましたが、まさしく平成の



 ラノベショック



の到来を予感させますな。




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 それから記事には書かれていませんが、ネットのラノベはランキングとPVを元に評価されて出版へと繋がるわけですが、


 自分でランキングを上げる行為


やら、ましてや出版された本ですら


「もっともたくさんその本を買ってくれるのは、その本の著者である」


ということわざがあるくらい、いろんな裏事情があったりするようで。



 なんだかなー。と思わざるを得ません。



 もしかすると、ラノベバブルは、もうすぐビットコインのようにはじけてしまうのかもしれません。







2018年2月7日水曜日

雑誌取材とテレビ取材を受けた件 ~これからのメディアのあり方~



 この名義ではないものの、立て続けに2本のメディア取材を受けていたので、そのお話を。


 ひとつはテレビで、某公営放送さんから2日間に渡る長期取材ロケを受けて、ロケバスに乗ってあっちこっち移動してきました。

 ワタクシ松尾は、いろんな活動をしているので、


(ていうか、この松尾バイト名義がいちばん何もしていない。もともと何をするための名義だったかというと文章を書くために作った名前だったのだが、Zineをちょこっと作ったりするのに使っただけで、もったいないなあ!)


その別活動に密着、みたいな感じだったのですが、わざわざ東京からロケ隊が3人来て、+ロケバス運転手さんの4人チームアンド松尾の5人でそこらへんを旅して撮影しまくるという怒涛の2日間でした。


 いやー、メディア製作側も、たとえば、撮影されるタレントさんとかも、大変なおしごとです。


 放映される尺は、十数分なのにカメラが回っている間だけ数えてもおそらく5~6時間分ぐらいはあるんじゃないか、という手間のかかり具合で、おまけに東京からわざわざチームを送るわけですから、


・・・・・・これ、経費すごいかかってるよね(^^;;


と恐縮。こんな松尾のようなしょーもないおっさんを撮りにこさせてごめんなさい、ですよ。





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 一方、これまた大手経済系雑誌さんから、「雑誌記事」の取材があってこちらもロケ日程とどんぴしゃかぶってしまったので、実はてんやわんやだったりしました。

 
 でも、興味深いのはその取材方法。


 基本はメールでの事前アンケートみたいな質問コーナーと、そのあと電話で質問コーナーに補足するような形でインタビュー。

 それで記事製作そのものはOKなのだと。なるほど、省エネですな。


 おまけに、写真の指定があって「こういうシーンとこういうシーンの写真をiphoneでいいから撮影して送ってね」ということで、これまた簡素というか簡単というか。





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 この2つを対比すると、興味深いことが浮かびあがってきます。


 というのも、テレビ取材はめちゃくちゃ費用がかかっているけれど、雑誌のほうは、ほとんどコストがゼロなんじゃないか、というくらいの低コスト。どちらも東京からの取材なんだけれど、写真すらこっちで


自撮り


して送ればOKなんだから、簡単です。



 そりゃ、テレビは衰退するわな!ネットは隆盛するわな!という感じです。


 むしろyoutubeなんかがこれだけ広まる背景には、その場に居合わせる空気感を出すためのライブ映像ですら、




実は自撮りで十分



ということを示しているのかもしれません。



 ただ、なんでもかんでもコストが低けりゃいいってものではなく、さすがは公営放送さんだなと思ったのは、その映像についてこんなルールがあるということがわかったから。



■ 間違いや、嘘を流してはいけないので、かなり正確に裏取りをすること。


■ 話の内容を的確に示す絵面をきちんと撮影すること。



この2点については、すごくシビアに真摯に向き合っておられるなあ!という感じです。



 どういうことかといえば、

「本物や本当であるかをちゃんと撮りにくるためにコストをかけてやってくるのであって、イメージ映像とかで逃げるつもりは毛頭ない」

ってことです。

 だから自撮りではダメなんですね。逆にいえば、その場所で、実物映像として証明できないものは、撮影しないんです。



 たとえば、話の本筋に関係ありそうな場所をロケハンして確認するんだけれど、「これは映像で説明する、という作業に向いていない」と判断したら、アウトなんですね。


 もちろん、ナレーションや別画像などで、実際には流れる画面には別の素材を使えるのだけれど、関係ありそうだけど実は関係ない映像で逃げることはしない、ということなのだそうです。

 さすがはエヌ○ケー。



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 最近、ブログやらネットの記事なんかには、素材画像やイメージ映像が溢れていて、話の本筋に関係ありそうで実は関係ない絵面が溢れているのだけれど、考えさせられました。


 何を伝達し、発信するかって、難しいけど大事なことね、と。